《プロに聞いた》天ぷらを食べるときの【NGマナー】知らないと恥をかくかも！

2023.10.26

高級店で提供されることも多い、天ぷら。実は、食べ方に正しいマナーがあるのをご存知でしょうか？上品に見せるためだけでなく、天ぷらをおいしく味わうためにも、食べ方のマナーを知っておくことが大切です。

今回は、天ぷらを食べる際のNGマナーをご紹介。食べ方のマナーを知らないと、レストランや高級店で天ぷらを食べるときに「マナーを知らない人」と思われてしまうかもしれません。恥ずかしい思いをしないように、しっかりチェックしておきましょう。

天ぷらは盛り付けに秘密あり、山は崩すのはNGです

天ぷらの盛り合わせは、淡白な味のエビ、キス、アスパラなどから食べ始め、濃い味の穴子、かき揚げなどを後にするのが基本とされています。

盛り付けもそうしやすいように、手前に淡白な食材が盛られていることが多いので、山は崩さずに手前から食べるのが良いでしょう。

盛り合わせではなく、お好みで注文する場合はもちろん、好きなものを食べればいいのですが、盛り合わせの場合は手前からを意識した方が、マナーもよく美味しく食べられるのでおすすめです。

手を添えて食べるのはNG、天つゆの器を持って食べましょう

天ぷらをつゆに付けたあと、そのまま箸で口元に持っていくとポタポタと天つゆがテーブルに落ちてしまうかもしれません。もちろん、これはマナーとして良くないことですが、それを防ごうと手を添える（手皿）のも実はNGです。

ただし、天つゆの器を持つことはマナー違反ではありません。懐紙（かいし）を持っている場合は、もちろんそれを使っても大丈夫です。

手皿は一見、丁寧に見えがちなので、うっかりやってしまいがち。和食全般に通じることが多いマナー違反ですので、気をつけましょう。

天ぷらは一口で食べるのが実は基本、皿に戻すのはNGです

天ぷらは寿司のように一口で食べるのが基本のマナーとされています。海老のように一口では食べ切れないものは、箸で持ったまま、何度か口に運んで食べるようにしましょう。

また、取皿によそった上で、一口で食べ切れるサイズに箸で切ってから食べるのもOK。

歯型の残った食べ物をお皿に戻さないことがポイントなので、ぜひ気をつけてみてください。

NGマナーを避けて、天ぷらをおいしく味わおう

天ぷらを食べるときに注意するべき、NGマナーをご紹介しました。天ぷらを上品においしく味わうことは、提供してくれた店側へ敬意を示すことにもつながります。ぜひ参考にしてみてくださいね！

※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。
※記事内の画像はイメージです。
※シーンなどによってマナーが異なる場合があります。

監修：岡和田かなえ（Instagram /LINE公式アカウント）編集：TRILL ニュース

2022年2月にジャパンエレガンススタイルアカデミーで実践テーブルマナー講師の資格を取得。「美所作を身につけエレガントに輝く女性を応援したい」という想いのもと、東京で開催した実践テーブルマナーレッスンは9ヶ月連続満席。その後、接遇ビジネスマナー講師資格、及び教養エレガンスマナー講師資格を取得。現在はジャパンエレガンススタイルアカデミーの認定講師としてマナー講師養成講座を実施し、講師を育成中。
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