【失礼だ】って思われるかも…“上着”のマナー。大人として知っておいて！

2023.11.15

取引先の会社や知人宅を訪問するとき、アウターの扱い方に気を遣っていますか？特に目上の方と会う際は、マナーのある行動を心がけたいですよね。

そこで今回は、気を付けたいアウターの扱い方についてご紹介。気付かぬうちに「マナーがない人」と思われないように、ぜひチェックしてみてくださいね。

マナー1｜建物に入る前に脱ぐ

建物の中や相手のお宅に上がってから上着を脱いでいませんか？上着を脱ぐ正しいタイミングは、建物に入る前・インターホンを押す前です。

上着の表面には外の汚れなどが付着している可能性があります。ですので、建物の中に汚れを落としてしまわないよう、外で脱いでから中に入りましょう。また、上着は外で着るものですので、室内で着ているのは不自然な感じを与えるのも、脱ぐべき理由です。

マナー2｜脱いだら裏返してから折り畳む

先ほどの項目とつながりますが、コートには汚れが付いている場合があります。脱いだあとは、室内を汚さないように裏返しにして畳むのがマナーです。

またコートの表面が汚れるのを防ぐことにもつながるので、コートは裏返して畳むのを習慣にしましょう。

マナー3｜玄関を出てから身に着ける

訪問先からお暇するとき、早々にコートを着るのはNG。エントランスや玄関を出てからコートを着るのが正しいマナーです。コートを着るときも脱ぐときと同様、相手に失礼のないように振る舞う意識が大切です。

季節によっては「寒いので着ていってください」と相手が気遣ってくれる場合があります。そのような時は「お言葉に甘えて」などと一言伝えて、玄関先などで着ても構いません。

大人として正しいマナーを知っておいて

訪問先でのコートの正しい扱い方をご紹介しました。基本的なマナーですが、もしかすると意識できていなかった方もいるかもしれません。

特に、ビジネスの場ではマナーは信頼関係にもつながる可能性があります。気づかぬうちに「マナー知らずな人」と思われないように、そして訪問先の相手に失礼がないように、今回ご紹介した内容を参考にしてくださいね！

※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。
※記事内の画像はイメージです。
※シーンなどによってマナーが異なる場合があります。

監修：能美黎子（のうみれいこ/ Instagram）
新卒で入社した最大手保険会社で約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。