電気代の節約を試みた結果、逆に出費が増えてしまった“まさかの理由”に「痛感しました」

物価が上がり、ネットやテレビなどでさまざまな節約方法を紹介しているのを目にした方も多いのではないでしょうか。なかでも毎月支払う光熱費や食費は、節約しやすい項目として多くの人が意識しているようです。

本記事では、大幅な電気代の節約を試みた結果、大きなトラブルが発生したエピソードについてご紹介します。

電気代の節約が原因で、とんでもない出費をすることになってしまった40代会社員の方が、こんな経験を教えてくれました。

光熱費の請求額を見るたびに、思わずため息をついてしまう日々が続き、私は電気代をもっと節約しようと思い立ちました。

さっそく調べてみると、電気を使わない時間を増やせば電気代が下がる、という情報があったので、我が家では不在の時間帯を利用して電気使用をゼロにするのが良いのでは、と考えました。

そこで思いついたのが、出勤前に家のブレーカーをすべて落とす、という作戦です。

家族にも説明して了承をもらい、日中は電気を一切使わない状態にするためブレーカーを落とすことに決定。これで、以前と比べて電気を一切使わない時間が増え、確実に節約になるはずです。

実際にこの作戦を開始してからは、ブレーカーを落とすたびに“これでまた節約になるんだ”という実感があり、我ながら良いアイデアを思い付いたな、と思わずにやけていたかもしれません。

こうして、一見すると成功したかのように思えた作戦でしたが、実は大きなトラブルを引き起こす原因となっていたことを知ったのは、しばらくしてからでした。

なんと、冷蔵庫内に保存していた食材がすべて腐ってしまっていたんです。考えてみれば、昼間にブレーカーを落としているので、当然といえば当然の結果なのですが、冷蔵庫の存在をすっかり忘れてしまっていました。

しかしそれ以上に深刻だったのが、まさかの冷蔵庫本体。

長時間電源を落としてはまたつける、を頻繁に繰り返していたことで、冷蔵庫自体が故障してしまったんです。

頑張って節約しようとした結果、冷蔵庫の修理費や食材の再購入費で、逆に出費が増えてしまい反省しました。

節約は大切ですが、何も考えずに行動に移すと、予想外の結果を招く可能性があることを痛感しました。

今回のお話にあったように、冷蔵庫の電源の頻繁なON/OFFは、とても故障しやすいんだそう。

これは電源を切ることで温度が上昇した庫内を、また電源を入れた時に一から冷やさねばならず、大きな電力が必要となり、かなりの負荷がかかるためです。

大型家電ほど節約効果も高く感じますが、どんな場合もまずはしっかり調べてから取り組んだ方が良さそうですね。

編集：TRILLニュース

提供：40代会社員

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