「幾望」という漢字を見たことはありますか?
「幾望」は「月」に関する漢字ですが、あまりなじみがない方が多いかもしれません。
今回は「幾望」の読み方や意味、月を表す言葉をご紹介します。
「幾望」の読み方
まずは「幾望」の漢字を見ていきましょう。
「幾」の読み方は【キ・いく・ほとん(ど)・きざ(し)・こいねが(う)】
「望」の読み方は【ボウ・モウ・のぞ(む)・もち・うら(む)】
この中から上手く組み合わせると、正解の読み方になります。
読み方はわかりましたか?
正解は「きぼう」です!
「幾望」の意味
「幾望」の意味を辞書で調べると下記のとおりです。
《幾 (ほとん) ど満月に近い意》陰暦14日の夜。また、その夜の月。
引用:デジタル大辞泉(小学館)
「陰暦」とは「太陰暦」と同じ意味で、月の満ち欠けをもとに作成した暦のことを言います。
「幾」は「ほとんど」、「望」は「満月」を意味することから「幾望」になりました。
またニコニコ動画にて、なきゃむりゃによる『幾望の月』という楽曲がリリースされています。
気になる方はぜひ聴いてみてくださいね。
「月」を表す言葉
昔は月の満ち欠けで1年の暦を表していたため、月を表す言葉はたくさんあります。
「朔」(さく):新月
「宵闇」(よいやみ):日が暮れて間もない、薄暗さのこと。
「良夜」(りょうや):月が明るく美しい夜。
「弄月」(ろうげつ):月を眺め楽しむこと。
「煙月」(えんげつ):煙がかかったようなかすんで見える月。
「海月」(かいげつ):海面に映った月。
まとめ
いかがでしたか?
「幾望」の読み方は「きぼう」でした!
「月」を表す難読漢字は他にもたくさんあるので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!