1. トップ
  2. ええ、読めそうで読めない…。【月】に関する難読漢字「幾望」はなんと読む?

ええ、読めそうで読めない…。【月】に関する難読漢字「幾望」はなんと読む?

  • 2023.9.30
undefined

「幾望」という漢字を見たことはありますか?

「幾望」は「月」に関する漢字ですが、あまりなじみがない方が多いかもしれません。

今回は「幾望」の読み方や意味、月を表す言葉をご紹介します。

「幾望」の読み方

まずは「幾望」の漢字を見ていきましょう。

「幾」の読み方は【キ・いく・ほとん(ど)・きざ(し)・こいねが(う)】

「望」の読み方は【ボウ・モウ・のぞ(む)・もち・うら(む)】

この中から上手く組み合わせると、正解の読み方になります。

読み方はわかりましたか?

 

正解は「きぼう」です!

「幾望」の意味

「幾望」の意味を辞書で調べると下記のとおりです。

《幾 (ほとん) ど満月に近い意》陰暦14日の夜。また、その夜の月。

引用:デジタル大辞泉(小学館)

「陰暦」とは「太陰暦」と同じ意味で、月の満ち欠けをもとに作成した暦のことを言います。

「幾」は「ほとんど」、「望」は「満月」を意味することから「幾望」になりました。

 

またニコニコ動画にて、なきゃむりゃによる『幾望の月』という楽曲がリリースされています。

気になる方はぜひ聴いてみてくださいね。

「月」を表す言葉

昔は月の満ち欠けで1年の暦を表していたため、月を表す言葉はたくさんあります。

「朔」(さく):新月

「宵闇」(よいやみ):日が暮れて間もない、薄暗さのこと。

「良夜」(りょうや):月が明るく美しい夜。

「弄月」(ろうげつ):月を眺め楽しむこと。

「煙月」(えんげつ):煙がかかったようなかすんで見える月。

「海月」(かいげつ):海面に映った月。

まとめ

いかがでしたか?

「幾望」の読み方は「きぼう」でした!

「月」を表す難読漢字は他にもたくさんあるので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!