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「燈」という漢字はなんと読む? 意味や読み方を解説

  • 2023.9.19
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「燈」という漢字を見たことはありますか?

「燈」は漢字検定準1級、1級相当の難読漢字です。

常用漢字ではありませんが、人名用漢字に指定されています。

今回は「燈」の読み方や意味、成り立ちや使い方をご紹介します。

「燈」の読み方

「燈」の読み方はたくさんあります。

使われている漢字を見てみると、答えがわかるかもしれません。
「燈」は「火」と「登」という漢字が使われていますね。

読み方の見当はつきましたか?

 

正解は「トウ」でした!

他にも「ドン・ひ・あかり・あかし・ともしび・とぼし・とぼ(す)・ともし・とも(す)・とも(る)」とも読みます。

「燈」の意味

「燈」の意味は、その名の通り「ともしび、火」です。また周囲を明るくする「あかり」という意味もあります。

また仏教用語として「世を照らすもの、仏の教え」という意味もあります。

「燈」の成り立ち

「燈」は「上へ登る火」が成り立ちと言われています。

「燈」は燃え上がる火を表す「火」と、祭器や両手の象形文字である「登」を組み合わせてできた漢字です。

祭器を両手で持ち上げるイメージから「上へ登る火」とされました。

「燈」の使い方

「燈」は「灯」の旧字体で、常用漢字ではありません。

しかし昭和50年代頃までは常用漢字とされており、会社名やお祭り、商品名など伝統的なものに使われています。

「燈台」「ガス燈」「燈籠」など、レトロな雰囲気を出すため、「灯」の代わりに使用することもあります。

 

また最近では、人気アニメ『呪術廻戦』のED テーマとして『燈(あかり)』がリリースされ、ロングヒットとなっています。作中の重要キャラをイメージした歌詞は共感できる方も多いはず。

気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

「燈」の読み方は「トウ」でした。
他にも「あかりともしび」などたくさんの読み方がある漢字です。

ノスタルジックな雰囲気を出したいときは「灯」の代わりに「燈」を使ってみてはいかがでしょうか?