「タクシー止まってくれない…」→【NGな場所】で手を挙げちゃってるからかも！？

2023.9.28

タクシーを拾おうとして手を上げているのに、「空車」のタクシーが止まってくれなかった経験はありませんか？もしかしたらそれ、NG行動をしているからかもしれません。

また、公共交通機関と違いプライベート空間が強まるタクシーですが、運転手さんや次に乗る方への配慮、周りの状況に合わせたマナーがあります。今回は、タクシーに乗るときのNGマナーについてご紹介！タクシーに乗る機会が多い方もそうでない方も、覚えておきましょう！

【NGマナー1】停車禁止の場所でタクシーを拾おうとする

急いでいてすぐにタクシーを利用したいとき、手を挙げているのに「空車」のタクシーがなかなか止まってくれなかった経験はありませんか？もしかしたら、タクシーを拾おうとした場所がNGだった可能性があります。

道路交通法によって、タクシーを止められる場所のルールが決まっています。よく交差点付近などで拾おうとしてしまいがちですが、実は「交差点や横断歩道およびその側端から5m以内」は乗車・降車が禁止されています。

ほかにも「踏切の前後」「坂の頂上付近」など、駐停車禁止エリアではタクシーを止めることができないため、拾う側も配慮が必要です。

【NGマナー2】先に待っている人の前方で拾う

タクシー乗り場では順番を守って乗りますが、公道では知らないうちに順番を抜かしてしまっている可能性があります。すぐ近くで先にタクシーを待っている人がいた場合、前方で拾うのはマナー違反となります。タクシーを拾う前に、周囲を確認してから拾うようにしましょう。

【NGマナー3】汚れた荷物を座席に置く

汚れた荷物や、濡れてしまったカバンなどを座席に置いていませんか？汚れてしまった荷物は座席に置かず足元やトランクに入れてもらうようにしましょう。座席シートを汚してしまった場合クリーニング代を請求される可能性もありますし、タクシーの運転手さんや次に乗る方に迷惑をかけてしまうことになります。思いやりのある行動を忘れないようにしましょう。

思いやりのある行動を心がけましょう

上記の3つのNGマナー意外にも、「車内での飲食」や「居眠り」など、実は多くのNGマナーがあります。気づかないうちに迷惑をかけてしまったり周りを不快に思わせたりしないように、次に乗る方への配慮やタクシーの運転手さんへの思いやりを忘れずに利用しましょう。

※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。
※記事内の画像はイメージです。
※シーンなどによってマナーが異なる場合があります。

ライター：能美黎子（のうみれいこ/ Instagram：@reikonohmi）
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。
編集：TRILLニュース