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「知らないと失礼かも!」エレベーターの乗り方に“マナー”があるって知ってた?《プロ監修》

  • 2023.10.26
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写真:PIXTA

目上の方や上司と一緒にエレベーターに乗るとき、特に意識せず奥に立っていませんか?会社内や取引先に出向いた際に利用することが多いエレベーターですが、立ち位置についてあまり考えたことがない方が多いかもしれません。

実は、エレベーターにも上座・下座の基本マナーがあります。目上の方や上司と一緒になったときに、失礼な態度を取らないようにしっかりと覚えておきましょう!

エレベーターの上座・下座とは?

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写真:PIXTA

基本ルールとしては、向かって左が上座、右が下座です。エレベーターの上座は「左奥」下座は「操作盤の前」となります。

注意が必要なのが、下座です。下座について左か右か指定がない理由は、操作盤が1つの場合と2つの場合によって位置が変動するためです。くわしく解説していきます。

【操作盤が1か所の場合】

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左側に操作盤がある場合の上座・下座は、上の図のようになります。向かって「左奥」が上座、操作盤の前の「左手前」が下座です。

【操作盤が2か所の場合】

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操作盤が2か所ある場合、向かって「左奥」が上座下座は「右手前の操作盤」となります。基本ルールで説明した、向かって左が上座、右が下座を覚えておくとよいでしょう。

状況に合わせて柔軟に対応することも大切

操作盤の操作は、下座の人が行います。しかし、エレベーターは多くの方が乗り降りするので、上座と下座を絶対に守らなければならないわけではありません。

混み合っている場合は、乗り合わせた相手を思いやって譲り合う行動が大切です。基本的なマナーを踏まえたうえで、状況に合わせたマナーある行動を心がけましょう。

 

※記事内の情報は記事執筆時点の情報です
※記事内の画像はイメージです
※シーンなどによってマナーが異なる場合があります



ライター:能美黎子(のうみれいこ/ Instagram:@reikonohmi
新卒で入社した最大手保険会社で約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。
イラスト:たまちゃん(TRILLニュース)編集:TRILL ニュース