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円卓の“座席のマナー”わかりますか?知っておいて損ナシ!《プロ監修》

  • 2023.10.25
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画像:photoAC

中国料理屋やフランス料理店などでよく目にする「円卓」のテーブル席。実は、円卓の席にも上座と下座の基本マナーが存在します。

今回は、円卓席の上座・下座や、回転テーブルのマナーについて解説します。マナーを知らないと、いざというときに恥ずかしい思いをしてしまうかも…。どんな場面でもスムーズに対応ができるように、品のあるマナーを身に付けておきましょう。

円卓席の上座・下座

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入口から遠い席が「上座」となります。2番目は「上座」の右側。3番目が「上座」の左側となります。以降交互に入口に向かって4番目、5番目、6番目、7番目となり、入り口に一番近い席が「下座」の8番目となります。

回転テーブルのマナーについて

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画像:PhotoAC

回転テーブルを回すとき、時計回りが基本となります。まずは、上座にいる方からとり始め時計回りに回しながら取っていきます。大皿が回ってきたら速やかに自分の分を取り、隣の人に回します。苦手な食材や自分が取らないお料理の場合には「お先にどうぞ」とひと言添えて隣の人に回しましょう。

大皿や調味料など全員に回すものが回転テーブルに置かれます。ビール瓶などの倒れやすいもの、食べ終わったあとの取り皿、グラス類は置かないように気をつけましょう。

中国料理のマナーの特徴

中国料理には和食とは大きく異なるマナーがあります。それは料理の残し方の考えについてです。和食では箸をつけた料理は残さず食べるのが基本的なマナーですが、中華では少しだけ残すことが一般的なマナーと考えれられているため、料理全般に箸をつけます。

全部食べると「足りなかった」という意味にとられる可能性があり、一口分程度残すことで「食べきれないほど十分に料理をいただきました。美味しかったです」という意味を表すことができます。

まとめ

それぞれの国の文化によってマナーも違ってきますが、中国料理は日本にいても食べる機会が多いものなので、知っておいて損はないでしょう。ただ、マナーはもちろん大切ですが、その場の雰囲気に合わせて楽しむことも心がけてくださいね。

 

※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。
※記事内の画像はイメージです。
※シーンなどによってマナーが異なる場合があります。



ライター:能美黎子(のうみれいこ/ Instagram
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。
イラスト:たまちゃん(TRILLニュース)編集:TRILLニュース