1. トップ
  2. 「気遣いできない人」って思われてない?【タクシー】のマナー、大人なら知っておいて!

「気遣いできない人」って思われてない?【タクシー】のマナー、大人なら知っておいて!

  • 2023.10.16

仕事でタクシーを使う機会がある方も多いと思いますが、乗車する際のマナーは知っていますか?実は、タクシーを利用するときは上座・下座のマナー以外にも注意すべき点がいくつかあります。マナーを意識していないと「気遣いができない人」と思われてしまうかも…。

今回は、タクシーを使う際の基本的なマナーについてご紹介します。基本をおさえておけば、どんな場面でもスマートに対応できるのでしっかりと覚えておきましょう。

タクシーの手配

undefined
Jakeex/shutterstock.com

タクシーを利用することが決まったら、まずやらなければならないのがタクシーの手配。タクシーは1番目下の人が手配をするのが基本です。

事前に決まっている場合には、Webで予約をしておくとスムーズです。流れタクシーを止める場合には、先に道路に出てタクシーを止めておき、取引先や上司がすぐに乗車できるようにしておきましょう。

乗車の順番・運転手とのやり取り

undefined
Makistock/shutterstock.com

乗車の順番については、1番目下の人が最後に乗るのが基本マナーです。ドアは自動で開け閉めが行われますが、最後の人が乗車するまで間違ってドアが閉まらないように押さえておき、全員の乗車が確認できてから乗り込むようにしましょう。

また、行き先を伝える、料金の支払いをするといった運転手とのやり取りも、1番目下の人が行うのが基本となります。タクシードライバーに目的地を告げていざ出発。目的地に着くまでのルート案内もスムーズに行えるように準備しておきましょう。

【3名】上座・下座のマナー

人数別で上座・下座のマナーも解説します。いざというときにスムーズに対応できるように覚えておきましょう。まずは3人で乗車する場合です。

undefined

3人で4人乗りのタクシーを乗車する場合には、運転席の真後ろが上座、助手席が下座となります。

【4名】上座・下座のマナー

undefined

4人で4人乗りのタクシーを乗車する場合には、上座と下座の位置は3人で利用する場合と変わりありません。運転席の真後ろが1番目の上座、助手席が4番目の下座となります。2番目は助手席の真後ろの席、3番目は後部座席の中央の席となります。

【5・6名】上座・下座のマナー

undefined

5人以上の場合には、3列シートの6人乗りのワンボックスタイプのタクシーに乗車することになるでしょう。その場合は、運転手の真後ろである2列目の後部座席が上座になります。

そして注意したいのが、乗り降りしにくい3列目の助手席側が下座だということです。

大人なら身につけておきたい

時代の流れとともに、近年ではマナーに対してあまり厳しくなくなってきている風潮があります。しかし、細かい気配りや相手を思いやる行動が信頼関係に繋がってくることは変わりません。基本のマナーを覚えておき、できる限りその場の状況や相手の行動に合わせた対応を行ってみてください。

 

※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。
※記事内の画像はイメージです。
※シーンなどによってマナーが異なる場合があります。



ライター:能美黎子(のうみれいこ/ Instagram:@reikonohmi
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。

イラスト:たまちゃん(TRILLニュース)
編集:TRILLニュース