【飛行機】の席、勝手に決めちゃダメ！！大人なら知っておいて損なしのマナー

飛行機にも席順マナーがあるのを知っていますか？航空券を予約する際、座席の指定ができますよね。上司や目上の方と一緒に飛行機に乗るときは、上司が上座、部下のあなたが下座に座ることになるので、席順マナーをしっかり確認しておきましょう。

今回は、飛行機の上座・下座やマナーを解説していきます。出張やプライベートなどでもきっと役に立ちますよ。大人なら知っておきたい知識なので、ぜひ身につけてくださいね。

1.窓側・通路側、どっちが上座？

飛行機の1番上座は、基本的に景色を楽しめる窓側の席となります。2番目は、出入りしやすい通路側です。下座は通路側から2番目の位置になります。ちょっと変則的ですので、間違わないように注意してください。2人掛けの席のときは、窓側が上座で、通路側が下座です。

注意点としては、通路側を好む人がいること。特に海外出張など長旅が予想される場合、トイレに行きやすい通路側の席が何かと便利なケースもあります。そのため、自身で勝手に判断するのではなく、チケットを取る際に「窓際と通路側、どちらがお好みですか？」と確認することを忘れないようにしましょう。

2.前方・後方、どっちが上座？

飛行機の全体を見ると、前方が上座、後方が下座になります。ファーストクラス、ビジネスクラスの座席は前方にありますよね。つまりファーストクラス、ビジネスクラスの順番で上座から下座となり、出入口に近い方が上座になるので覚えておきましょう！

豆知識ですが、飛行機の前方は乗り降りがしやすいことに加え、飛行機のエンジンは後方部にあるため、比較的静かで揺れがあまりなく乗り心地がいいみたいですよ。

3.左側通路・右側通路、どっちが上座？

左側が上座です。飛行機の出入り口は前方の左側にあり、右側よりも左側の座席の人は早く降りることができるため、左側が上座、右側が下座となります。

4.人数別の席次・席順

上記のことを理解しておけば、上座・下座の席順が分かってきますよ。

4人グループで2列で席をとる場合は、前列が上座、後列が下座となります。ただし、飛行機は乗り降りに時間がかかることもあり、出入りしやすい通路側を好む人もいます。そのため、上座だからと窓側を選択するのではなく、相手の好みをリサーチしてから手配することが大切です。

相手に合わせて柔軟に対応しよう

上座・下座のマナーを知っておくことはもちろんですが、おもてなしの心を持って、相手に気持ちよく過ごしてもらうことが何より大切です。知っておいて損はないので、目上の方や年長者と飛行機に乗る際は、ぜひ活用してみてくださいね。

 

※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。
※記事内の画像はイメージです。
※シーンなどによってマナーが異なる場合があります。

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ライター：能美黎子（のうみれいこ/ Instagram：@reikonohmi）
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。
イラスト：たまちゃん（TRILLニュース）編集：TRILLニュース