多くの日本人が毎日使うであろう、箸。幼いころに、正しい箸の持ち方や使い方を教わってきた方がほとんどだと思いますが、大人が知っておくべき正しい箸のマナー、理解できていますか?
今回は、箸の正しい使い方とともに、NGマナーをご紹介。食事をする相手を不快にさせないためにも、知っておきたいものばかりです。
箸のNGマナー「忌み箸」
ここでは、箸のNGマナー「忌み箸」について、いくつかピックアップしてご紹介。食事をする際は、相手に不快な思いをさせる可能性もあるので、十分に気を付けましょう。
・ねぶり箸…箸をなめること。
・ほじり箸…器の底にある食材などをほじり出すこと。盛り付けを崩すのは美しくありません。
・かき箸…食器に直接口を付けて、料理をかき込むこと。むせてしまうこともあります。
・刺し箸…料理を箸で串刺しにすること。一口大に切って、箸で挟みましょう。
・揃え箸…バラバラになっている箸の先を、食器や食卓を使って揃えること。気になるときは、中指と人差し指を動かして修正します。
箸を置くときのマナー
食事の途中に、箸を食器の上に渡して置く“渡し箸”も、箸のNGマナーの1つ。食事中に箸を置きたいときは、箸置きを使いましょう。
食後は箸袋を結んで箸先を入れるか、平皿の縁にかけるのがマナーです。
箸のマナーを守って、気持ちよく食事を楽しもう
相手も自分も気持ちよく食事をするために、マナーを守りたいですよね。箸に関するNGマナーや正しい使い方を理解して、美しい姿で食事をできるように心がけてみてください。
※画像はイメージです。
監修:岡和田かなえ (Instagram /LINE公式アカウント)編集:TRILLニュース
2022年2月に実践テーブルマナー講師の資格を取得。「美所作を身につけエレガントに輝く女性を応援したい」という想いのもと、東京で開催した実践テーブルマナーレッスンは9ヶ月連続満席。その後、接遇ビジネスマナー講師資格、及び教養エレガンスマナー講師資格を取得。現在はジャパンエレガンススタイルアカデミーの認定講師としてマナー講師養成講座を実施し、講師を育成中。