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知っておきたい、ご祝儀袋の正しい選び方&包み方をプロが解説

  • 2023.8.21

結婚式に招待されたとき、必ず持って行くのがご祝儀です。結婚を祝う気持ちを伝えるために、お金を包んで渡すものですが、さまざまなルールがあるのをご存知でしょうか?

今回は、ぜひ知っておきたい、ご祝儀袋に関するマナーをご紹介!マナーだけでなく、ご祝儀袋に込められた意味まで知っておくと、周りから一目置かれるかもしれません。

ご祝儀袋を選ぶポイント

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beauty-box/shutterstock.com

ご祝儀袋に掛かる水引の結び方は、一度結ぶとほどくのが難しい「結び切り」もしくは「あわじ結び」と決まっています。実はNGなのが、「ちょうちょ結び」。簡単にほどけてしまい、何度でも結び直すことができるので、結婚祝いにはふさわしくありません。

また、ご祝儀袋の金額によって、水引の豪華さや紙の質が変わります。袋を購入するときに、適正なご祝儀金額が書かれていることもあるので、金額に合わせたご祝儀袋を用意するようにしましょう。

 

水引の本数は、一般的なお祝いの場合、5本とされています。しかし、結婚祝いの場合は「慶びが重なるように」という意味を込めて、倍の本数である10本の水引を用意するのが正式です。

結婚祝いの水引の色は「金銀」もしくは「紅白」。短冊は「寿」「壽」と書かれているものが正式で、短冊の下に太く濃い字で自分のフルネームを書きましょう。

ご祝儀袋のお金の包み方

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buritora/shutterstock.com

ご祝儀を包む際は、中袋に入れてから包むのがマナー。ご祝儀には、新札を用意します。中袋の表側に、お札の肖像画が描かれている表側を合わせて、肖像画が上に来るようにお札を入れましょう。

中袋にお札を入れたら、上包みで包みます。「喜びは天を向く」「幸せをもらい受ける」ことから、上包みの下側で受けるように、水引を通せば完成です。ご祝儀袋のパッケージに正しい包み方が記載されている場合が多いので、参考にしてみてください。

ご祝儀のマナーを守って、お祝いの気持ちを伝えよう

ご祝儀袋の意味や正しい包み方など、意外と知らなかったこともあるのではないでしょうか?一つひとつにおめでたい意味が込められているので、おろそかにせず、きちんとマナーを守ることが重要です。

ぜひ実践してみてくださいね!

 

※画像はイメージです。


監修:岡和田かなえ (Instagram /LINE公式アカウント)編集:TRILLニュース

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2022年2月に実践テーブルマナー講師の資格を取得。「美所作を身につけエレガントに輝く女性を応援したい」という想いのもと、東京で開催した実践テーブルマナーレッスンは9ヶ月連続満席。その後、接遇ビジネスマナー講師資格、及び教養エレガンスマナー講師資格を取得。現在はジャパンエレガンススタイルアカデミーの認定講師としてマナー講師養成講座を実施し、講師を育成中。