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客「半麺だから半額して」 サービスにない“無理な要求“に店員困惑「返金すべき?」

  • 2023.8.26
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画像:PhotoAC

飲食店で料理を注文する時、一人前が食べ切れるか心配な時、あなたはどうしますか?お店の人と相談して量を減らしたり、仕方なく残したりすることもあるかもしれません。

本記事では、飲食店でちょっと困ったお客様から無理な要求をされたエピソードをご紹介します。

そんなお客様、いましたっけ?

飲食店での困ったお客様について、フードコートで勤務していた50代女性が、こんなエピソードを教えてくれました。

 

これは私がスーパーのフードコートにある、うどん屋さんで働いていた時の話です。

勤めていたうどん屋さんは食券制だったので、お客様が券売機で食券を購入してからカウンターへ提出する流れになっていました。

そしてある日、1人の変わったお客様が…。

私がカウンター担当だった日に、そのお客様はきつねうどんの食券を持ってやってきました。

私がいつも通りに接客すると、その方が「私いつも半麺のきつねうどんを頼んでるから、半麺でお願いね。それで半分の料金を返してね」と言ってきたのです。

しかし、これまでそんな対応をしたことがなかったため戸惑っていると、お客様はさらに平然とした顔で「いつもそうしてもらってるから」と。

この一言で、一気に不信感が募りました。

私はこのお店で2年間も勤務してきましたが、そんな注文方法を受けたことは1度もありませんし、その方を見たことさえありません。

そこで改めてお客様に確認してみましたが、やはり「いつもそうしてもらってるから」の一点張り。これ以上お客様を疑うわけにもいかず困った私は、店長を呼んでお客様の要望について説明しました。

案の定、店長も困っていましたが、お店の体面もあり、仕方なくそのお客様の言う通りに半麺・半額返金の対応をすることに。

なんだかモヤッとした気持ちのまま接客を終えた私は、その後、念のために他の従業員にも確認してみましたが、半麺・半額対応をしたことのある人はいませんでした。

そして「いつもそうしてもらってるから」と言っていたそのお客様が再びお店に来ることはなく、1回きりの出来事でした。

やっぱりそういうことか~と、たまに思い出してはモヤモヤしています。

量を減らしてその分返金してもらうことは可能?

飲食店では、一人前を食べ切れない人のために、メニュー欄に「少なめ」などを注文時に伝えられる旨を記載しているお店もありますよね。

しかし必ずしも、少なくした分安くなる、というわけではありません。

量を少なくして注文できるお店であっても、その際に「返金や代替品との交換はありません」などの注意事項が書かれています。

また何も注意事項の記載がない場合は、そもそも返金対応はないのが一般的です。

食べ切れないから、と量を減らす相談はお店側にしてもいいですが、返金はないものと考えて話すのが良さそうです。


編集:TRILLニュース

提供:2年間うどん屋でパートとして勤務 50代女性 

※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています
※画像はイメージです