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内見中、“同棲の部屋探し気分”になる迷惑客にゾッ 女性が講じた“トラブル防止策”とは

  • 2023.8.17
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画像:PhotoAC

営業職の方はコミュニケーション能力の高い人が多く、初対面でもスムーズな会話を展開してくれるので話しやすい印象が強いですよね。しかし、お客様の中にはこれを自分の良いように曲解する人も少なくないようで…。

本記事では、営業中にお客様の言動に恐怖を覚えたというエピソードをご紹介します。

仕事だから親切にしているだけです

困ったお客様について、不動産会社で営業職だった30代女性がこんな体験を教えてくれました。

 

これは私が不動産会社で賃貸営業をしていた時の話です。

主な仕事内容は、お客様に賃貸マンションや賃貸アパートを紹介し、気になるお部屋をご案内・内覧して気に入っていただければ契約してもらう、というものでした。

この仕事で老若男女問わず、さまざまなお客様の対応をしてきましたが、良い方もいれば、もちろんその逆の方もいました。

 

当時、お客様と物件を一緒に見に行くと、“女の子と一緒にお部屋探しをしている気分”になってしまう方が少なからずいて、非常に困惑しました。

内覧したお部屋のなかで、肩を組んできたり、手を握ってきたりする人もいて、ゾッとしたのを覚えています。さらには「どうしてこんなに僕のために一生懸命になってくれるの?」と聞いてくる人も。

そんなの、仕事だからに決まっているじゃないですか。

ですが、営業という立場で苦しい思いもしていました。こちらとしても、お客様に勘違いさせるような態度はもちろん取ってはいないのですが、仕事ですので、どの従業員も相手に親身になって提案する内容が多くなります。

何かあってからでは遅いので、途中からは防犯ベルを首からぶら下げて営業するようになりましたが、営業成績がかかっていることもあり、お客様との距離感に悩むことも多かったです。

やりがいはありましたが、とても大変な仕事でした。

当然のお仕事を曲解しないように

お仕事でお客様に対して親切、熱心な対応をするのは社会人としては当然のこと。

スタッフの方の肩を組んだり、手を握ったりといった体に触れる行為などはもちろん言語道断ですが、「自分に好意があって特別に優しくしてくれているのかも?」などと言ってしまうことも、仕事熱心な相手に対して失礼ですよね。

もしそれが本気ではなく、軽い日常会話や社交辞令のつもりだったとしても、相手に身の危険を感じさせてしまう接し方であるということを、念頭に置いたほうが良いでしょう。

営業スタッフが老若男女どのような方であれ、お仕事として対応してくださっているのだということを、我々お客側は決して忘れずに接しなくてはいけませんね。



編集:TRILLニュース

提供:3年間不動産会社の賃貸営業職として勤務/30代女性

※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています

※画像はイメージです