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客「いつも買ってるのに何で覚えてくれないの?」注文ができない迷惑客についた“あだ名”とは

  • 2023.8.9
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画像:number-one/shutterstock.com

コンビニには、老若男女問わずいろいろなお客様が来店するため、日々、多くの接客をする必要がありますよね。いわゆる普通のお客様であれば、特に問題はありませんが、もしもちょっとクセのある性格の人が常連客だったら…。

本記事では、コンビニのある常連客への「禁句」についてご紹介します。

「顔パスたばこ」おじさんに要注意

コンビニでのバイト経験がある30代の会社員の方が、クセのある常連客について教えてくれました。

高校生の頃、某コンビニでバイトをしていた時の話です。

私は週3日ほどのペースで、18時~22時のシフトで働いていました。毎回ほぼ同じ時間帯に勤務していたこともあり、いつも来られる、いわゆる常連客の方の顔は自然と覚えていきました。

そして失礼な話ではありますが、そんなお客様に対して私たち店員は、こっそり“あだ名”をつけていたんです。

毎日欠かさずホットスナックを買っていく「〇チキさん」、いつも同じポロシャツを着ている「ポロシャツアンバサダーさん」、賞味期限がなるべく長いものを取るためか、いつも後ろの方のお弁当を買っていく「明日食べる人さん」など、勝手にいろいろと名付けて、店員同士で呼んでいました。

そんななかでも、特に「顔パスたばこ」というあだ名のおじさんは、言い方は悪いですが、面倒くさく要注意人物でした。

なぜなら、そのおじさんに「たばこ、ちょうだい」と言われた時に、絶対に銘柄を聞いてはいけなかったからです。

コンビニでのたばこ注文は、基本的に番号を指定してもらうようにしています。これは店員がスムーズに指定の銘柄を選べるように、また間違った銘柄を選んでしまわないように、という理由があるためです。

しかし、「顔パスたばこ」おじさんには通用しません。万が一、銘柄を聞いてしまうと「え、いつも買ってるのに何で覚えてくれてないの?」と、ちょっとしたクレームにつながってしまいます。

そのため、新人さんが入っても、必ず真っ先に「顔パスたばこ」おじさんのことを教えるほどでした。

思い返してみれば、誰かに相手にして欲しかっただけなのかも、と思います。今も元気に過ごされているといいな、と願うばかりです。

たばこの番号が見えにくい vs たばこの銘柄が多すぎる問題

多くのコンビニでレジの後ろにずらりと並ぶ、たくさんのたばこ。銘柄ごとに番号が振られ、お客側は自分が買いたい銘柄の番号を店員に伝えることで、店側もスムーズに指定のたばこを取り出せます。

コンビニごとに番号が異なるという問題があり、たばこ購入者にとっては、いちいち番号を確認して伝えるよりも、銘柄をポンッと言った方がラクですが、我々お客側も、自分のことだけではなくお店側や、待っている他のお客さんのこともきちんと考えて行動したいところですね。


編集:TRILLニュース編集部

提供:会社員・32歳

※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています

※タバコは20歳になってから