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読み方わかったら北海道民?【難読駅名】の「発寒駅」は何と読む?

  • 2023.8.22
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北海道にある難読駅の一つ「発寒駅」は、ほとんど初見ではわからない特殊な読み方をするのが特徴です。

今まで「はっかん駅」と読んでいた…とびっくりしている方も多いかもしれません。

そこで今回は、「発寒駅」の読み方や由来をご紹介していきたいと思います。

「発寒駅」の正しい読み方

初めて「発寒駅」の名前を見た際には、多くの方は「はっかん駅」と読んでしまうでしょう。

北海道には難しい名前の地名や駅名が多く存在するため、地元を訪れる際はぜひ地理知識を簡単につけておきましょう。

では正解をチェックしていきます……「発寒駅」は「はっさむ駅」と読みます!

まったくピンと来ない読み方ではないものの…初見で正解できる方はなかなかいないでしょう。

「発寒駅」はどこにある駅?名前の由来とは

「発寒駅」は、北海道札幌市内にある駅の一つです。

JR北海道の函館本線が通っており、場所は札幌市西区発寒になります。

そのため「発寒駅」という面白い名前は、地名から来ていることがわかります。

そんな「発寒」という地名のルーツは、アイヌ語の「ハチャム・ペツ」という言葉です。

「ハチャム・ペツ」は「ムクドリがいる川」という意味で、ここから現在に至るまでに漢字が当てられたのだと考えられます。

発寒の周辺には難しい地名が多い

北海道にはアイヌ語由来の難読地名が多いため、当然、発寒の周りにも難しい読み方をする地名はたくさんあります。

たとえば発寒の隣には「琴似(ことに)」という地区があり、アイヌ語の「コッ・ネ・イ」=「くぼんだところ」が由来です。

またすぐ近くには「小別沢(こべつざわ)」という地区があり、アイヌ語の「ク・オ・ペツ」=「仕掛け弓を置く」が由来です。

ほかには「発寒駅」とよく似た名前の駅として、少し場所は離れていますが、道内には「和寒駅」という駅もあります。

「和寒駅」はどう読むかわかるでしょうか……正解は「わっさむ駅」です!

和寒駅はアイヌ語の「ワット・サム」=「ニレの木の傍ら」が由来になります。

まとめ

「発寒駅」の読み方は「はっさむ駅」が正解です。

アイヌ語由来の独特な読み方をするため、北海道の難読駅は調べてみると非常に興味深いものです。

周辺を訪れる際には、ぜひさまざまな難読駅名・地名をチェックしてみてくださいね!