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"ぜんべつ"ではない…?【難読駅名】北海道の駅名「然別駅」の正しい読み方とは?

  • 2023.8.21
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北海道の駅名の一つに「然別駅」という駅名がありますが、読み方に困ったことがある方は多いのではないでしょうか。

つい「ぜんべつ」と読みたくなりますが、残念ながら正しい読み方は違います。

そこで今回は、「然別駅」の読み方や由来を紹介します。

「然別駅」は何と読む?

北海道にある「然別駅」は、読み方を間違えやすい難読駅名の一つです。

「然別駅」のほかにも北海道には多くの難読駅があるため、読み方に困ったことがある方は多いかもしれません。

「ぜんべつ駅」と読みたくなるところですが、正しい読み方は「しかりべつ駅」です!

言われてみれば確かに「然」には「然る(しかる)」という訓読みがあるため、まったく予想もつかない読み方ではありませんね。

ですが、初見ではやはりなかなか読めないため、「然別駅」の名前を見かけたときは注意しましょう!

「然別駅」の由来について

「然別駅」の名前は、北海道にある然別という地名から来ています。

そしてそんな「然別」の起源は、アイヌ語の「シ・カリ・ペツ(=自分を回す川)」にあるのが特徴です。

なお、北海道には「~別」という名前の地名が多く存在していますが、これらはすべてアイヌ語の「ペツ(=川)」が由来となっています。

有名な地名には「登別市」がありますが、これはアイヌ語の「ヌプルペツ(=色の濃い川)」が由来です。

このように北海道の難しい地名は、多くの場合、アイヌ語が由来なのが特徴です。

北海道には難読駅がほかにもたくさん!

「然別駅」のほかにも、北海道にはアイヌ語由来の難読駅がたくさんあります。

いくつか例をチェックしてみましょう。

  • 大楽毛駅(おたのしけ駅/オタ・ノシケ=砂浜の中央)
  • 発寒駅(はっさむ駅/ハチャム・ペツ=ムクドリがいる川)
  • 女満別駅(めまんべつ駅/メマン・ペツ=泉池がある川)

いずれもなかなか読めない駅名のため、北海道を訪れる際はぜひチェックしておきたいですね。

まとめ

「然別駅」は北海道にある難読駅の一つで、読み方は「しかりべつ駅」です!

「ぜんべつ駅」とは読まないように注意しましょう。

アイヌ語がルーツの駅名なので、これを機に北海道ならではのアイヌ文化にもぜひ触れてみてくださいね。