植物には難しい漢字が当てられていることが多いため、難読の熟語として、読み方には苦労するものです。
「木通」という熟語もそのうちの一つで、実際に読み方がわからない…と困っている方は多いでしょう。
そこで今回は、「木通」の読み方や意味を紹介していきます。
「木通」は何と読む?
「木通」をそのまま読もうとすると、「きどおり」…なんて読んでしまいますが、残念ながらその読み方は正解ではありません。
「木通」はいわゆる当て字の読み方をするため、一発で読み方を正解することはほぼ不可能といえます。
ですがそんな難読な熟語こそ、読み方と意味をチェックして、国語の知識を増やしたいと思いませんか?
では正解を見てみましょう……「木通」は「あけび」と読みます!
まったく想像できない読み方なので、これが読めれば今後はスッキリすること間違いなしですね。
「あけび」って何?
ここで気になるのは、「木通」という言葉の意味ですね。
「木通」とは、アケビ科に分類されるつる性の落葉低木、またはその果実を指します。
つまり「木通」とは植物の名前にあたります。
「木通」は淡い紫色の果実をつけ、秋に食べ頃を迎えるのが特徴です。
果実の皮はパックリと縦に割れ、中の実はとても甘い味がします。
実は「もくつう」とも読める
「木通」の読み方は、一般的にいうと「あけび」ですが、実は「もくつう」とそのまま音読みで読むこともあります。
「もくつう」とそのまま読んでしまう方も多いかと考えられますが、読み方自体は間違いではなく正解になります。
「もくつう」は「あけび」の別名、もしくは「あけび」をもとに作られる漢方薬を指しています。
そのため「木通」の読み方を調べるときは、一般的な読み方の「あけび」にあわせて、「もくつう」も正解になることを理解しておきましょう!
まとめ
「木通」の読み方は、一般的には「あけび」ですが、そのまま音読みするかたちの「もくつう」でも正解になります。
当て字の熟語は「木通」のように、意外とそのままの読み方も正解として使われていることがあります。
「木通=あけび・もくつう」をぜひ覚えて、国語の知識を充実させていきましょう!