1. トップ
  2. 読めないと恥ずかしいかも…?少し読みにくい「人伝」の読み方や例文を解説

読めないと恥ずかしいかも…?少し読みにくい「人伝」の読み方や例文を解説

  • 2023.8.4
undefined

「人伝」の正しい読み方を知っていますか?

つい「にんでん」や「じんでん」と読んでしまいますが、「人伝」の正しい読み方は異なります。

そこで今回は、「人伝」の正しい読み方や意味、使い方などを解説していきます。

「人伝」の読み方は何が正解?

「人伝」の読み方は、通常とは異なる読み方をするため、間違いに注意しましょう。

よくある間違った読み方は、次のとおりです。

  • にんでん
  • じんでん

上記の読み方は音読み+音読みの読み方ですが、残念ながら「人伝」は音読み+音読みで読むことはありません。

「人伝」の正しい読み方は……「ひとづて」が正解です!

「人伝」の意味を理解しよう

「人伝」とは、自分以外の人を通じて話を聞くことを指します。

直接にでなく、他人を通して話を伝えたり、聞いたりすること。「―に消息を聞く」

出典:デジタル大辞泉(小学館)

Aさんから直接聞いた話は「Aさんから聞いた話」になりますが、Bさんを通じてAさんの話を聞いた場合は、「人伝で聞いたAさんの話」ということになります。

そのため類義語としては、「又聞き」「伝聞」「伝言」「仄聞(そくぶん)」などが挙げられます。

「仄聞(そくぶん)」はあまり耳にしない言葉ですが、人伝でちらっと話を耳にすることを意味しています。

「人伝」の例文や正しい使い方をチェック

「人伝」という言葉を使った例文を、ここでチェックしておきましょう。

 

  • 人伝で聞いた噂なので、あまりそのことは信じていない
  • その話はすでに人伝で伝えてもらいました
  • 人伝だから、間違った解釈になっているかもしれない
  • 私の話より人伝の話を信じるなんて、ひどい

 

主に「人伝で(に)聞く」などの使い方をするのが特徴です。

このとき誤って「にんでん(じんでん)で聞きました」と言わないように注意しましょう!

まとめ

今回は、読みにくい言葉の一つ、「人伝」の読み方を紹介してきました。

つい「にんでん」や「じんでん」と読んでしまいがちな言葉のため、読み方には気をつけてくださいね。

また、意味を知らなかった方は、今度から何かを又聞きしたときはぜひ「人伝に聞いた」と使ってみましょう!