「御用達」という言葉は、ごようたつ・ごようたちと読み間違えしやすい熟語の一つです。
実際に今、「ごようたつではないの?」とびっくりした方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな読み方の難しい「御用達」の読み方や意味を解説していきたいと思います。
「御用達」の読み方とは?
「御用達」を普通に読もうとすると「ごようたつ」になりますが、残念ながら「御用達」の読み方の一般的な正解は「ごようたつ」ではありません。
正解は一部の漢字を変化させて読みますが、読み方がわからないと、一発で読むのはなかなか難しいですね。
そんな「御用達」の読み方の正解は……「ごようたし」です!
実は「ごようたつ」でも間違いではない?
御用達の読み方の正解は「ごようたし」ですが、実は現在は、御用達には以下のように3つの読み方があるとされています。
- ごようたし
- ごようたつ
- ごようだち
というのもいくつかの辞書を参照すると、辞書によって読み方の記載が異なる場合があるためです。
そのため一般的には「ごようたし」が正解とされますが、「ごようたつ」「ごようだち」と読んでも実際のところは不正解ではないのです。
「御用達」の意味の勘違いに注意!
御用達の意味については、主に「よく使用する、愛用すること」と解釈している方が多いのではないでしょうか?
普段から愛用しているアイテムがあれば、そのアイテムのことを「〇〇さん御用達の一品」などといった表現をするのが特徴です。
しかし実は、一般的に間違った解釈をされているのは、読み方ではなく意味なのです!
辞書に記載されている「御用達」の意味をチェックしてみましょう。
1 (「ごようたつ」とも)宮中・官庁などへ用品を納めること。「宮内庁―の品」
2 「御用商人」に同じ。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
辞書を見ると、「御用達」は宮中や官庁に品物を納入すること、またはそれをする商人自身を指していることがわかります。
つまり「皇室御用達」と表現する場合は、「皇室が愛用している」という解釈ではなく、「皇室に納入している」という解釈になるのです!
勘違いしがちなのは読み方ではなく、意味のほうでしたね。
まとめ
今回は、「御用達」の読み方について解説してきました。
「御用達」の読み方の正解は、一般的には「ごようたし」とされますが、「ごようたつ」「ごようだち」と読んでも実は間違いではないのです。
むしろ勘違いしがちなのは意味のほうのため、これを機に使い方を間違えないように注意したいところですね。