元カーディラー営業が直面した“信じられない事件”に驚愕「身なりに騙されてはいけない…。」

私がカーディーラーの営業として働き始めて、5年目のことでした。

ある日、雰囲気の良いスーツを着た方が来店されました。車の事も詳しく、IT関係の会社に勤務されている方でした。イベントにも来ていただき、商談を重ねていき、年に一度のビックイベントで、店長決済で条件を出してもらい、初来店から４か月で何とか成約へ。

納期がかかる車でしたが、納車までの間も連絡を欠かさなかったにも関わらず、そろそろ必要書類の話になったころ、ある日突然、連絡がつながらなくなってしまったのです。約７００万円の車で、オーダー車なので、不安になり何度もご自宅に伺いましたがいつも不在でした。

さすがに気が気でなくなり、一日中家の前で待っていると、お母さまがたまたま帰ってきたのでお話を伺ったところ、もともと仕事をしておらず、車なんか到底買える状態ではないことを知りました。

必要書類を記載いただいていない状態でキャンセル料もいただけず、私と店長はかなりの減給を強いられることとなりました。

カーディーラーの営業として、雰囲気の良いスーツを着た方からの来店で信頼したが、実は車を買える状態ではなかったと、身なりに騙されてはならないことを学んだという話でした。

皆さんも人を見抜くことができないと、大きな損害を被ることも...。自分を守るためにも、相手を疑うことを大切にすることも大事かもしれません。

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編集：TRILLニュース編集部

提供：カーディラー業界 営業職・40代男性

※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています。