一、二、三…数字を表す漢字は小学生に入ってすぐ習う簡単な漢字です。
しかし、ほかの漢字と組み合わさると読み方が一気に難しくなるものが多く存在します。
今回は、数字を含む難読漢字の読み方を一緒に考えていきましょう。
1.「一頻り」
「いちひんり」と読んだ方は不正解です。
もちろん「ひとひんり」でもありませんよ。
送り仮名を含めて5文字で読み方を考えてみてください。
正解は「ひとしきり」でした!
「ひとしきり」とはしばらくの間という意味です。
2.「四阿」
「しあ」とも読みますが、今回は違う読み方を考えてみましょう。
読み仮名は4文字です。
「あ◯◯や」と読みますよ。
正解は「あずまや」でした!
ほかの漢字では「東屋」「阿舎」と書くこともできます。
3.「五加」
そのまま「ごか」とも読みますが、今回は違う読み方を考えてみてくださいね。
読み仮名は3文字です。
「う◯◯」と読みますよ。
正解は「うこぎ」でした!
「うこぎ」とは、ウコギ科の落葉低木のことです。
ほかの漢字で「五加木」と書くこともできます。
4.「七種」
「しちしゅ」や「ななしゅ」とも読みますが、今回は違う読み方を考えてみてくださいね。
読み仮名は4文字です。
1月7日に食べる「七種粥」がよく知られていますよ。
正解は「ななくさ」でした!
ほかの漢字では「七草」と書くこともできます。
「七種粥」は7種類の草を入れたお粥を食べることで健康を祈るものです。
5.「紙八手」
「かみはちて」と読んだ方は不正解。
もちろん「かみはっしゅ」でもありませんよ。
5文字で読み方を考えてみてください。
「紙」はそのまま「かみ」と読みますよ。
正解は「かみやつで」でした!
「かみやつで」とは、ウコギ科の常緑小高木のことです。
こんな読み方知らなかった!
今回は数字を含む難読漢字をご紹介しました。
数字にほかの漢字が組み合わさると、どれも難しい読み方になるものばかりでしたね。
読めなかったものは、この機会にぜひ覚えておきましょう。