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空き巣に狙われる“NG行動”って?すぐできる対策を警視庁に聞いてみた

  • 2023.8.11

警察庁の発表によると、侵入窃盗の半数以上を占めるのが「無締まり」による窃盗被害なのだとか。自分の家は大丈夫だろうと、つい無締まりにしている方も多いのではないでしょうか?

今回は、空き巣被害を防ぐための対策を警視庁に取材。窃盗犯に狙われやすいNG行動について、詳しく聞いてみました。

空き巣に繋がるやりがちなNG行動

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出典:Patty Chan/Shutterstock.com

--「無締まり」による空き巣被害が多いのですね。窃盗犯に狙われやすい、NG行動を教えてください。

戸締りが徹底できていないと、空き巣の被害に遭う可能性が高くなります。玄関ドアだけでなく、窓の施錠もしっかりと行いましょう。

また、ついやりがちなのは、鍵を玄関付近に隠しているケースです。玄関ドアや窓の鍵を締めていても、鍵を見つけられて侵入されてしまうリスクがあります。鍵は玄関周辺には置かないようにしてください。

--自分が鍵を無くしたり、忘れたりしたときに備えて、どこかに隠しておくのはついやってしまいます…。旅行や外出で長期不在になる場合、空き巣に狙われないように気を付けるべきポイントはありますか?

新聞が郵便受けに溜まっていると、泥棒に留守であることを悟られてしまいます。可能であれば、新聞の配達を止めてもらうのがよいでしょう。

他にも、旅行中の写真をリアルタイムでSNSに投稿しないことをおすすめします。自宅を留守にしていることが知られてしまいますので、旅行や外出先から帰宅した後に投稿するようにしてください。

貴重品の管理方法は?

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出典:Pixel-Shot/Shutterstock.com

--なんだか怖くなってきました…。自分の財産を守るために、安全な現金や貴重品の管理方法について教えてください。

多額の現金などは自宅で保管せず、可能な限り、銀行に預けるようにしてください。また、現金や貴重品の保管状況を第三者に知らせる行為は避けましょう。

空き巣犯に狙われない対策を!

無締まりや長期不在中の郵便受けなど、ちょっとしたきっかけが空き巣被害に繋がる可能性があります。家にいるときでも戸締りをしっかり行う、不在を悟られないようにするなど、日々の工夫で空き巣犯に狙われにくい環境を作ることが大切だと分かりました。

今回紹介したお話を参考に、自宅の空き巣対策を見直してみてください!

 

取材協力:警視庁



編集:TRILLニュース

※記事内の画像はイメージです。