JAFにズバリ聞いた！「ロードサービスって何？」自動車保険との違いも詳しく解説！

車のあらゆるトラブルに対応してくれる「ロードサービス」。1963年にロードサービスを開始したJAFをはじめ、現在では、任意保険に付帯する形でさまざまなロードサービスを受けられるようになっています。しかし、それぞれのロードサービスの違いが分からない方も多いのではないでしょうか？

そこで今回は、JAF東京支部広報担当大江さんに取材！自動車保険のロードサービスとJAFのロードサービスの違いについて聞いてみました。

--そもそも、ロードサービスとは何でしょうか？

大江さん：ロードサービスとは、車がトラブルに遭ったときに救援するサービスのことです。最近では、ロードサービスが付いた自動車保険も増えてきていますよ。

--なるほど。では、JAFのロードサービスと自動車保険のロードサービスとで、どのような違いがあるのでしょうか？

大江さん：JAFのロードサービスと自動車保険のロードサービスの基本的な違いは、①サービスを受けられる対象、②ロードサービスの利用できる回数、③ロードサービスの適応範囲の3点が挙げられます。

--①サービスを受けられる対象について詳しく教えてください！

大江さん：自動車保険は“車にかかる”のに対し、JAFのロードサービスは“人にかかる”ものなんです。そのため、レンタカーや会社の車など、マイカー以外のトラブルでもロードサービスが適用されます。

他にも、バイクや原動機付自転車などの二輪車もロードサービスの対象となります。ご友人が運転中にトラブルを起こした場合でも、その車に同乗していれば、ロードサービスが適用されますよ。

--あらゆるケースに対応できるようになっているんですね。サービスを受けられる回数に制限はあるのでしょうか？

大江さん：②ロードサービスの利用できる回数ですが、JAFなら年間利用回数は無制限です。

保険付帯のロードサービスは、一般的に、年間利用回数に制限（※1）があります。しかし、JAFのロードサービスは、会員であれば何度使っても原則無料（※2）なんです！

※1 制限内容は各社によって異なります。詳しくは各社公式サイトなどをご覧ください。
※2 作業内容によっては有料となる場合があります。

--それは安心ですね！どの程度のトラブルまで対応してもらえるのでしょうか？

大江さん：③JAFのロードサービスは適用範囲が広いことも特長です。

保険ではカバーしきれないことの多い（※3）パンクの応急修理やタイヤチェーンの取り付け・取り外しのほか、雪道や泥道、砂地などで車輪がとられて動けなくなってしまったときや、大雨や台風での水没時など、自然災害に起因したトラブルにも対応します。

また、JAFと提携する保険会社であれば、通常の会員サービスにプラスαの優遇サービスが適用され、対応できる範囲が拡大（※4）されます。

※3 一部対象の保険もあります。
※4 JAF会員限定の優遇サービス内容は、各社によって異なります。詳しくは各社公式サイトなどをご覧ください。

さまざまなロードサービスを選べる時代ですが、JAFの充実したロードサービスやいざという時の対応力は心強い存在となりそうです。

もしもに備えて、ぜひ検討してみてくださいね！

一般社団法人日本自動車連盟東京支部広報担当
大江泉葉さん

編集：吉田穂菜美（TRILLニュース）イラスト：わんわん（Instagram）