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「あれ、全然切れない!?」チェコで見つけたラップを使って、“衝撃”を受けたワケ

  • 2023.6.28

日用品って日々進化していて面白いですよね。新商品では使いにくさが解消されていたり、こうだったらいいな~、が実現されていたり。でも、今回はその真逆のお話です…。

皆さんの身の回りに改善したらいいのにと思うものはありますか?わかりにくい道路標識、あるいは職場の勤務時間?

私がチェコに住み始めてから25年、改善してほしいと願い続けているものがあります。それは…食品用のラップです。

ラップの箱に歯がついていない

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筆者撮影

まず、ラップの箱にカット用の歯がついていないものがあることにびっくり。箱は単なる入れ物と割り切った商品です。売っている箱を見ただけでは歯がついているかどうかわかりません。
ここで既にお店でのラップ選びはくじ引き気分(?)です。が、歯がついている商品を買ったとしても、紙でできていて全然切れない。何のために歯がついているのかわかりません。

ですから結局はハサミを使うことになります。でも、ただラップをずりっと引き出してハサミで切ろうものなら、切った部分がラップのほかの場所にくっついてしまい、切り終わった時にはくちゃくちゃ、使い物になりません。

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筆者撮影

流石に25年も経つと、引き出しはじめを容器や机に貼り付けてからハサミでチョキチョキする技を覚えました。

とはいえ薄いラップはハサミでも切りにくく、ラップをピンと張ったままハサミを動かすことに注意を傾けないと、ハサミの歯がラップの上をうまく滑らず、ハサミの間にラップが入りこんでしまい悲惨なことになるのです。

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筆者撮影

日本のラップのスゴさを時間

あー、ラップを切るときの「ピッ!」「パッ!」のリズムが懐かしい…。そうだ、日本のラップをチェコにもってくればいいんだ!と、日本から新品のラップを持ち帰り、使い終わった箱にチェコのラップを入れて使うことを思いつきました。

これでうっとおしい作業から解放される!と喜んだのですが。ラップの厚さが足りず、日本の箱のカッターでもキレイに切れなかったのです…。

そんなわけで今でも、ラップとの格闘の日々は続いています。

 

※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。



筆者:フィーチェク
チェコ人に日本の魅力を、日本へチェコの魅力を発信中。大変化を遂げたチェコの20年を見てきました。心躍るお菓子と絵本が大好き。
編集:TRILLニュース