時短が叶う驚きの機能！最新洗濯機の新常識、やってはいけないNG行動をパナソニックに聞く

日進月歩の洗濯機。生活するうえでなくてはならない生活家電ですが、買い替えを検討しようと各メーカーのホームページを見るとひと昔前では考えられなかったような新機能が搭載されていて、驚く方も多いのではないでしょうか。

しかし、いったいどのような機能が自分に必要なのか、見極めるのも難しいですよね。

そこで今回は、パナソニック株式会社の洗濯機担当である佐藤弘和さんに、「最新洗濯機のトレンド機能」を直撃取材しました。

10年前にはなかった、イマドキの洗濯機に搭載された、驚きの機能とは…？

最新洗濯機に搭載された驚きの機能について、佐藤さんにわかりやすく解説していただきます。

最新洗濯機のトレンドの1つ目は「洗剤・柔軟剤の自動投入機能」です。

これは一言で言うと、「洗濯機本体のタンクにあらかじめ洗剤と柔軟剤を入れておけば、最適な量が必要なタイミングで自動投入される」という機能です。

ドラム式洗濯機も縦型洗濯機も、最新機種なら自動投入機能を備えているのが当たり前になっています。

●自動投入機能のメリット

今までの洗濯機だと、スタートボタンを押して、洗濯機に表示された洗剤をキャップで量って…と、洗剤を入れるまでの工程が多かったですよね。

ですが、自動投入機能があれば、スタートボタンを押せばすぐにその場を離れられるので、洗濯にかかる時間も短くできる。大きなメリットだと思います。

●【NG】洗剤を多く入れても洗浄力は上がらない！

ちなみに筆者もやりがちですが、多めに洗剤を入れたりなんとなくで入れたりするのは、基本的にNGなんだそう。

洗剤は、一定量を超えたら、多く入れたからといって洗浄力がアップするわけではないのです。

それどころか、入れすぎると、すすぎが不十分で衣類に洗剤成分が残ってしまい、肌荒れを引き起こすこともあります。

少なすぎるともちろん洗浄力が足りないので、適切な量を入れることが大切です。

●【NG】柔軟剤を多めに入れたら固くなる！

柔軟剤を多めに入れてしまうのも、残念ながらNGです。

柔軟剤の入れすぎを繰り返していると、衣類に成分が蓄積し、衣類が黒ずんだり、吸水性が落ちる原因になります。

衣類のふんわり感を維持するためにも、適切な量を入れることが何より重要です。

毎年パナソニック株式会社で行っている愛用者アンケートでは、「購入時に魅力に感じた機能は？」という質問に、多くの方が「洗剤の自動投入機能！」と答えています。

最新洗濯機のトレンド2つ目は「IoT機能能」。

これは、スマホのアプリから洗濯機を遠隔操作できる機能です。こちらも各社対応しているので、スタンダードになりつつあります。

例えば、洗剤と柔軟剤の自動投入機能の設定をスマホのアプリ上で行えます。

洗濯機本体で設定しようとすると、手順が多くなりがちなのですが、専用アプリをダウンロードすれば、洗剤の銘柄を選ぶだけで自動的に設定されるので簡単！

また、以下のような機能がユーザーから人気です。

外出先から運転・予約ができる
帰る時間に合わせて予約を変更することも可能です。家に帰ったらふわふわのバスタオルが洗いあがっているように時間を設定したり、雨が降りそうな日は、外出先から洗濯の予約を取り消したりと便利に使えます。
天気の確認ができる
お住まいの地域を設定するとアプリの上部に天気予報が表示される機能もあります。
洗濯の状況を通知する
洗濯の終了や、エラーの発生を知らせるステータス通知です。一戸建ての2階にいて、洗濯が終わっても気づかないというお悩みを解決。スマホに通知が来ればすぐに気づけるので、家事の効率化にもつながります。プッシュ通知で知らせるので、重宝している方が多いですね。