同じ漢字が二文字連続で使われた二字熟語が世の中には多く存在します。
今回はこのような二字熟語のなかでも、読み方に迷ってしまう難易度の高いものをご紹介しましょう。
一つでも読めた方は本当にスゴいですよ!
さあ、一緒に考えてみましょう。
1.「区区」
そのまま「くく」と読んでも正解ですが、今回は違う読み方を考えてみましょう。
4文字で読み方を考えてみてくださいね。
「仕上がりが区区でいまいちだ」のように使いますよ。
正解は「まちまち」でした!
物事や意見がそれぞれで違うことを意味する言葉です。
2.「能能」
「のうのう」と読んだ方、残念ながら不正解です。
「能能調べてみると…」のように使うことが多いでしょう。
4文字で読み方を考えてみてくださいね。
正解は「よくよく」でした!
ちなみに「能」には「能う(あたう)」や「能き(はたらき)」などの読み方もありますので、一緒に覚えておきましょう。
3.「刺刺」
「さすさす」と読んだ方は不正解。
「とげとげ」とも読みますが、今回は違う読み方を考えてみてください。
感情を表すときに使う言葉ですよ。
読み仮名は4文字です。
正解は「いらいら」でした!
ほかの漢字では「苛苛」と書くこともできます。こちらのほうが一般的ですね。
4.「間間」
「まま」や「かんかん」とも読みますが、今回は違う読み方を考えてみてくださいね。
読み仮名は4文字ですよ。
「あ◯あ◯」と読みます。◯に入る言葉はどちらも同じです。
正解は「あいあい」でした!
意味は次の通りです。
①たくさんある物と物とのそれぞれの空間。また、所々の間。あいだあいだ。
②ときどき。ときおり。(一部抜粋)
引用:精選版 日本国語大辞典(小学館)
使われている漢字からなんとなく意味も推測できますね。
5.「狒狒」
「沸騰(ふっとう)」の「沸」に似ていますが、「ふつふつ」とは読みませんよ。
こちらはとある動物の総称を意味する言葉です。
二文字で読み方を考えてみてくださいね。
正解は「ひひ」でした!
「マントヒヒ」や「ギニアヒヒ」などのようにオナガザル科ヒヒ属の動物の総称として使われています。
こんな読み方知らなかった!
今回は二文字連続して同じ漢字が使われている二字熟語から出題しました。
どれも難しく、苦戦した方が多いのではないでしょうか。
知らなかった漢字はこの機会にぜひ覚えておいてくださいね!