突然ですが、みなさんは「摘入」をなんと読むのか分かりますか?
正解は、お鍋に入れるとおいしい「つみれ」です。「つみいれ」の音変化です。
今回は、このように食べ物に関する難読漢字をご紹介します。
1.「甘煮」
そのまま読むと「あまに」ですが、今回は違う読み方を考えてみてください。
「煮」はそのまま「に」と読みます。
読み仮名は3文字です。
正解は「うまに」でした!
肉や魚などを甘辛く煮た料理のことを「うまに」と言います。
普段、「旨煮」という表記を使う方が多かったのではないでしょうか。
2.「章魚」
「章」も「魚」もご存知の方が多いかと思いますが、そのまま「しょうぎょ」「しょうさかな」と読んだ方は他の読み方で考えてみましょう。
2文字で読み方を考えてみてくださいね。
正解は「たこ」でした!
「蛸」「鮹」の漢字を使うことのほうが多いかもしれません。
3.「醂柿」
「醂」は「味醂(みりん)」によく使われますが、「りんかき」と読んだ方は不正解。
ちなみに「柿」は「かき」に濁点をつけて「がき」と読みます。
読み仮名は5文字です。
正解は「さわしがき」でした!
渋を取った柿や熟した柿のことを「醂柿」と言います。
4.「回青橙」
「かいせいとう」や「かいあおとう」と読んだ方は、柑橘類のとある果物を表す漢字で考えてみましょう。
4文字で読み方を考えてみてくださいね。
正解は「だいだい」でした!
ミカン科の常緑小高木のことを「回青橙」と言います。
ほかに「橙」「臭橙」と書くこともできます。
5.「魚醤」
「ぎょしょう」とも読みますが、今回は違う読み方を考えてみましょう。
「魚」は「うお」と読みます。
「うお◯◯◯」と5文字で読み方を考えてみてくださいね。
正解は「うおびしお」でした!
意味は次の通りです。
魚肉の塩辛。いおひしお。
引用:精選版 日本国語大辞典(小学館)
ご飯に乗っけて食べると、とても美味しいですよ!
食べ物の名前は難しい…!
今回は食べ物に関する難読漢字をご紹介しました。
普段とは違う読み方のため、難しく感じた方が多いのではないでしょうか。
今後もこのような難読漢字をご紹介していきますので、楽しみにしていてくださいね!