みなさん、漢字は得意ですか?
漢字には同じ意味を表し、同じ読み方をするものでも、違う表記ができる場合が多くあります。
今回は、よく使う言葉ではあるものの「この漢字でも書けるなんて…!」と思ってしまうような難読漢字をご紹介しましょう。
1.「意う」
「意」は「意識(いしき)」や「敬意(けいい)」のように使うことが多いですが、「いう」ではありませんよ。
3文字で読み方を考えてみてください。
「お◯う」と読みます。
正解は「おもう」でした!
普段は「思う」と書くことのほうが多いでしょう。
2.「訂す」
「訂正(ていせい)」や「補訂(ほてい)」などでお馴染みの「訂」です、「ていす」とも読めるこちらの漢字。実はもう一つの読み方があるんです。
読み仮名は全部で3文字で、誤りを正しくするときに使いますよ。
正解は「ただす」でした!
「正す」以外にも漢字があるんですね。
3.「摩でる」
「摩擦(まさつ)」や「按摩(あんま)」などのように使いますが、「までる」ではありませんよ。
「猫を摩でる」のように使います。
読み仮名は全部で3文字です。
正解は「なでる」でした。
意味は「撫でる」と同じです。
4.「誤わす」
「ごわす」と読んだ方は不正解。
もちろん「あやまわす」でもありませんよ。
読み仮名は全部で4文字です。
「ま◯◯す」と読みます。
正解は「まどわす」でした!
普段は「惑わす」と書くことが多いのではないでしょうか。
5.「点頭く」
「てんあたまく」や「てんずく」と読んだ方は不正解です。
読み仮名は全部で4文字です。
「これ、できますか?」と聞かれて「はい」と答えるとき、多くの方が「点頭く」かと思います。
正解は「うなずく」でした!
普段は「頷く」と書くことのほうが多いですが、このように書き表すこともできるんですね。
漢字はやっぱり奥が深い!
今回は、知っている言葉でも普段とは違う漢字を使ったものをご紹介しました。
どれも難しいものばかりで、読み方に苦戦した方が多いのではないでしょうか。
読めなかった漢字はこの機会にぜひ覚えておいてくださいね!