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黒い点が特徴のよくみる虫!全部読めたらスゴい「虫」を含む【難読漢字】5選

  • 2023.4.30

いきなりですが、「鍬形虫」の読み方は分かりますか?

正解は「くわがたむし」です。

今回は、このように「虫」を含む難読漢字をご紹介します。

1.「瓢虫」

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「瓢」は「瓢箪(ひょうたん)」のように使われることが多いですが、「ひょうむし」ではありませんよ。

6文字で読み方を考えてみてください。春に道端でもよく見かけることのある虫ですよ。

正解は「てんとうむし」でした!

「天道虫」や「紅娘」と書くこともできます。

2.「条虫」

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そのまま読むと「じょうむし」ですが、こちらは不正解。

「じょうちゅう」とも読みますが、今回は違う読み方を5文字で考えてみてください。

「◯◯◯むし」と読みますよ。

正解は「さなだむし」でした!

では、「さなだむし」とはどのような虫なのでしょうか。

(体が細長く、真田紐に似ているところからいう) 「じょうちゅう(条虫)」の俗称。

引用:精選版 日本国語大辞典(小学館)

 

真田紐(さなだひも)とは、木綿で作られた紐のこと。こちらに似てるので「さなだむし」と呼ばれるようになったそうです。

3.「羽隠虫」

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「はねかくしむし」や「ういんちゅう」と読んだ方は不正解です。

5文字で読み方を考えてみてください。

ちなみに「虫」は「むし」とは読みません。

正解は「はねかくし」でした!

静止しているときは羽を前羽の下にたたんで隠しているので「はねかくし」と呼ばれるようになったそうです。

4.「水爬虫」

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「爬」は「爬虫類(はちゅうるい)」と使うことが多いかと思いますが、残念ながら「みずはちゅう」とは読みませんよ。

「水」の漢字が使われていることから想像できる通り、「水辺」でよく見かける虫の名前です。

3文字で読み方を考えてみてください。

正解は「たがめ」でした!

「たがめ」はほかの昆虫やカエルなどの体液を吸って生活しているとか。意外と恐い虫ですね。

5.「吝虫」

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「吝」には「けち」という意味がありますが、「けちむし」ではありませんよ。

4文字で読み方を考えてみましょう。

「虫」はそのまま「むし」と読みます。

正解は「しわむし」でした!

では、「しわむし」とはどのような意味なのでしょうか。

(「虫」は、人を卑しめていう語) けちな人を卑しめたり、ののしったりしていう語。しわんぼう。吝太郎。吝虫太郎。

引用:精選版 日本国語大辞典(小学館)

 

虫の名前ではなく、けちな人に対して使う言葉なんですね。

「虫」がつく漢字は難しい!

今回は「虫」を含む難読漢字をご紹介しました。

どれも難しいものばかりで、なかなか読めなかったという方も多いのではないでしょうか。

この機会にぜひ覚えて、友人や家族にも教えてあげてくださいね!