みなさん、漢字は得意ですか?
世の中には「どうやったらその読み方になるの?」と思ってしまうような難読漢字が多く存在します。
今回はヒントなしでは読めないような、難易度の高い漢字をご紹介しましょう。
1.「鴛鴦」
「おし」や「えんおう」とも読みますが、今回はこれ以外の読み方を考えてみてください。
読み仮名は4文字です。
仲の良い夫婦のことを「鴛鴦夫婦」と言ったりもしますよ。
正解は「おしどり」でした!
これは難しいですね…!
2.「歩行虫」
「ほこうむし」と読んでしまいそうですが、違いますよ。
「歩行虫」には2種類の読み方があります。どちらも読み仮名は4文字です。
使われている漢字からなんとなく想像できるかと思いますが、「虫」に関する言葉ですよ。
正解は「ごみむし」「おさむし」でした!
どちらもオサムシ科の虫です。似たような見た目をしていますが、頭に赤い点があるかどうかで見分けることができます。
3.「返戻金」
「へんもどるかね」と読んだ方は、残念ながら不正解です。
「返」と「金」はそのまま音読みでそれぞれ「へん」「きん」と読みます。
あとは「戻」の読み方を考えてみましょう。
正解は「へんれいきん」でした!
使われている漢字の通り、契約を解除したときなどに返ってくるお金のことを意味します。
4.「郎子」
「郎」も「子」もよく見かける漢字ですが、「ろうこ」や「ろうし」ではありませんよ。
4文字で読み方を考えてみてください。
「◯◯◯こ」と読みますよ。
正解は「いらつこ」でした!
意味は次の通りです。
上代、男子に対する親愛の情をこめた称。いらつきみ。
引用:精選版 日本国語大辞典(小学館)
愛情を込めて男子を呼ぶ場合に使うものなんですね。
5.「泔坏」
泔坏には3つの読み方があります。
どれか1つでも分かった方はスゴいですよ!
読み仮名はすべて5文字です。
正解は「ゆするつき」「ゆすりつき」「ゆずりつき」でした!
意味は次の通りです。
頭髪を洗いくしけずる水を入れる器。(一部抜粋)
引用:日本大百科全書 ニッポニカ(小学館)
昔は米のとぎ汁を「泔坏」に入れて使っていたそうですよ。
ヒントなしで読めた方はスゴい!
今回は難読漢字の中でも、とくに難しいものをご紹介しました。
まったく分からなかったという方は、ぜひこの機会に覚えておいてくださいね。
家族や友人にも教えてあげてくださいね。