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ミャンマーを旅行中の日本人男性→「聞きなれない単語」の意味が“予想の斜め上”だった!

  • 2023.5.3
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筆者撮影

こんにちは。旅好きライターのけんちょです。

少しずつアフターコロナの兆候が見えはじめ、渡航制限が緩和された昨今、今年こそは海外旅行に行くぞと、意気込んでいらっしゃる方も増えてきたのではないでしょうか。

そんな海外旅行の醍醐味のひとつと言えば、異国ならではの非日常体験。今回はこれまでに25の国と地域を訪れた旅好きの筆者が、ミャンマー・バガンで出会った非日常なおもしろエピソードについてご紹介したいと思います。

ミャンマー・バガンってどんなところ?

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筆者撮影

筆者が非日常な体験に遭遇したバガンは、ミャンマーの中央部に位置する観光都市です。

カンボジアのアンコール・ワット、インドネシアのボロブドゥール遺跡とともに世界三大仏教遺跡のひとつとして数えられるバガンは、仏教の聖地として周辺の国々の僧侶たちが集まる、仏教文化の重要拠点。この国へ訪れる観光客の多くが訪れる、ミャンマー屈指の人気観光地なのです。

「バシャ、バシャ」と謎の客引きをする人

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出典:Blue Orange/Shutterstock.com

そんなバガン遺跡を観光しようと、ミャンマー有数の大都市ヤンゴンからバガンへ夜行バスへ訪れた時のことです。明け方にバガンのバスターミナルへと到着すると、「タクシー」「バイク」「サイカ」などと、観光客を相手にするたくさんの客引きの声が。ちなみにサイカとは、自転車タクシーのことで、バガンではある程度一般的な移動手段なのだそう!

筆者の予約していたホテルは、バスターミナルから少し距離があったので、どの移動手段でホテルへ向かおうかと悩んでいると、急に「バシャ、バシャ」と聞き慣れない単語が聞こえてきたのです。

何のことだかさっぱり分からず、思わず客引きに「バシャってなに?」と聞いてみると、驚いたことに馬が登場したのです。まさか21世紀に、しかも異国の地で、「馬車」と日本語で客引きされているだなんて想像すらしていなかったので、予想の斜め上をいく展開でしたが、おもしろそうだったので馬車でホテルまで向かってみることにしました。

思っていたよりも乗り心地は良くなかった「馬車」

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出典:maodoltee/Shutterstock.com

あまりに衝撃的な出来事に夜行バスの眠気もどこへやら、ワクワクしながら馬車に乗ってみると、実はその乗り心地は思っていたほど良くはないというのが正直なところ…。21世紀になっても馬車は馬車。タクシーやバイクと比べると安定性が著しく低く、とにかくめっちゃ揺れるのです!

一方で、見知らぬ土地をのんびりと景色を眺めながら移動するのは意外と気持ちが良く、異国の地で馬車に揺られる体験は非日常そのもの。海外ならではの体験に筆者も大満足でした。

日本では非日常な馬車もバガンでは観光客がよく利用している

あとから宿泊したホテルのスタッフさんに聞いてみると、馬車は1日チャーターすることも可能なのだとか。広大なバガン遺跡群を観光するための足として、主に観光客の間で利用されているのだそう。

観光地とはいえども、車両が通行する道路を馬車が普通に歩いていたり、気軽に馬車に乗ることができたりというのは、日本ではなかなか考えられない出来事ですよね。こうした異国ならではの非日常体験も海外旅行の醍醐味のひとつ。渡航制限が徐々に緩和されてきた今年こそ、異文化を体験しに海外旅行へぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

 

※記事内の情報は筆者訪問時および記事執筆時点の情報です。



ライター:けんちょ(Instagram / Webサイト
会社員/フォトグラファー。学生時代に友人に誘われたことがきっかけで、初海外でアメリカ横断へ。 これまでに見たことのない景色や、全く違う文化や価値観に衝撃を受け、気がつけば旅にどハマり。訪問国数25カ国ほど。訪れた魅力的なスポットはInstagramで発信中。 現在は都内IT企業に勤務しつつ、毎週のように大好きなサウナに訪れ、お財布と海外旅行欲を充電しています。