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読めたらかなりスゴい!“同じ漢字が2つ続く”難読漢字、なんと読む?

  • 2023.3.4
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「肉肉(にくにく)しい」や「人人(ひとびと)」など、同じ漢字が続けて使われている言葉ってありますよね。実は、それらの中には読むことがとても難しいものもあるんですよ!

そこで!今回は、そのような言葉を5つご紹介します。はたして、みなさんはいくつ読むことができますか?

1.「兀兀」

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「兀」という漢字を見たのは、今回が初めてという方も多いかもしれません。なんだか、円周率を表す記号「π(パイ)」に似ていますよね。

でも、「兀兀」と書くことを知らないだけで、この言葉を使ったことのある方はとっても多いはず!

たとえば「目標を達成するために、毎日兀兀と努力した」などのように使うことができますよ。

 

そう、気になる読み方は「こつこつ」でした!

「兀兀」は「物事に専心するさま」や「たゆまず着実に物事をするさまを表わす語」(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)になります。

日常で使用する場面も多いため、この機会にぜひ覚えてみてくださいね!

2. 「淼淼」

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「水がいっぱい並んでいる…」という感想を、抱いた方はとても多いかもしれません。しかし、だからと言って「みずみずみず…」と、繰り返して読めばいいというわけではないですよ。

「みず」じゃないからと「すいすいすい…」と読んだ方も不正解!別表記は「渺渺」ですが、いかがでしょう…?

 

気になる読み方は「びょうびょう」でした!

こちらは「水面のはてしなく広いさま」を表す言葉です(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)。ちなみに「淼」のように、同じ漢字を3つ組み合わせて作られた漢字は「品字様(ひんじよう)」というそうですよ。

3.「洒洒」

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「あれ、酒(さけ)が2つ並んでいる…?」と勘違いしてしまっていませんか?よく見ると、下の線が1本足りないことがわかるはずですよ!

ですので「洒洒」は「さけざけ」や「しゅしゅ」とは読みません。それでは、ここでヒントをお伝えします。

「おしゃれ」を漢字で書くと「お洒落」になりますよね。これが、重要な手がかりになりますよ。

 

気になる読み方は「しゃあしゃあ」でした!

これは、あつかましくて恥を恥とも思わないさまを表わす言葉です。

この言葉に耳なじみはなくても「いけしゃあしゃあ」なら聞いたことがある、なんて方もいらっしゃるかもしれません。ちなみに、「いけしゃあしゃあ」の意味は「にくらしいほどに平気でいるさま。非常にあつかましいさま」になります。

(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)

4.「喋喋」

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「喋」は話すことを表す「喋る(しゃべる)」に使われていますよね。

また、「蝶(ちょう)」に似ていることからも分かるように「ちょう」と読みます。実は「喋喋」にも「ちょうちょう」という読み方がありますよ。

「喋る」ことに関する言葉を、いろいろ考えてみてください!

 

気になる読み方は「べらべら」でした!

もちろん「喋る」ことに関する意味もありますが、実は「 炎をあげてよく燃えるさまを表わす語」でもあるんです。

(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)

この機会に、併せて覚えておきましょう!

5.「度度」

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最後にご紹介するのは「度度」です。この時期は天気予報などで「温度(おんど)」を確認される方も多いはず。毎日のように、どこかで目にしているかもしれませんね。

「どど」とも読みますが、ほかに2つ別の読み方があります。「○び○び」「○り○り」と読みますが、いかがでしょう…?

 

気になる読み方は「たびたび」「よりより」でした!

「たびたび」は聞いたことがあっても、「よりより」は今回初めて耳にした方もいらっしゃるかもしれません。こちらは「時時」と書くこともでき、「時々。おりおり」という意味があります。

(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)

まとめ

いかがでしたか?

もし全部読めた方は、本当にスゴいと思います!

ぜひご家族やご友人に出題してみてはいかがでしょうか?答えを聞いたら、きっと驚いてもらえるはずですよ。