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「読めると思ったのに…!」意外と読めない【猫に関する難読漢字】5選

  • 2023.3.7

かわいらしい「猫」の姿を見ていると、なんだか癒される!なんて方も多いと思います。

種類によって小さかったり大きかったり、毛が長い猫や模様のある猫…異なる魅力がありますよね。


さて今回は、そんな「猫」という漢字を含む難読な単語を5つご紹介します。さて、いったいなんと読むのでしょうか?

1.「猫鼬」

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「猫」は「ネコ科」、「鼬(いたち)」は「イタチ科」の動物ですよね。それでは、これらの漢字を組み合わせた「猫鼬」は…?

そのまま「ねこいたち」と読んでしまった方は、残念ながら不正解。かつて、沖縄県に“ある動物”を駆除する目的で輸入されたそうですよ。

気になる読み方は「マングース」でした!

ある動物とはもちろん「ハブ」のこと。しかし、残念ながら沖縄県に輸入された「マングース」は、「各地の特産の小動物や家禽をも襲うので害獣ともなって」しまったそうです。

(出典:『百科事典マイペディア』平凡社)

2.「猫飯」

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「猫のご飯…?」と、思わずキャットフードを思い浮かべた方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、こちらは人が食べることのできる「飯」でもあるんです!気軽に作ることができるため、中には定期的に食べているという方もいるかもしれませんよ。

 

そう、気になる読み方は「ねこまんま」でした!

こちらは「猫に与える餌。また、米飯に鰹節(かつおぶし)と醤油、または味噌汁などをかけた人の食事。」のこと。

ちなみに、地域によって指すものが異なり、主に東日本では鰹節と醤油をご飯に乗せたものを、西日本では汁をかけたご飯を指すことが多いそうですよ。

(出典:『デジタル大辞泉』小学館、日本の食べ物用語辞典)

筆者が昔食べた「猫飯」は、ご飯の上にかつお節や味の素、醤油がかかっていたことを覚えています。

3.「猫頭鳥」

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「猫の頭の鳥…?」と、なんだか空想上の生き物を想像してしまいそうな漢字の並びですよね。

もちろん、読み方は「ねこあたまとり」や「ねことうちょう」ではありませんよ。縁起物としても知られており、カフェにいることも多い「鳥」ですよ。

 

気になる読み方は「ふくろう」でした!

「猫カフェ」だけでなく「猫頭鳥カフェ」も人気ですよね。ちなみに「ふくろう」は、ほかの漢字で「梟」や「鴟」と書くこともできますよ。

4.「猫糞」

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「猫の糞(ふん)のこと?」と思ってしまいそうですが、「猫糞」はとある行為を表す言葉です。読み方も「ねこくそ」や「ねこふん」ではないですよ。

「猫糞」の由来は「猫が、糞をしたあとを、砂をかけて隠すところから」きているのだそう(出典:『デジタル大辞泉』小学館)。「猫」とつく言葉で、思い当たるものはないですか…?

 

気になる読み方は「ねこばば」でした!

こちらは「悪いことを隠して素知らぬ顔をすること。また、拾得物などをこっそり自分のものとすること」を表す言葉です(出典:『デジタル大辞泉』小学館)。落とし物を拾ったら、「猫糞」せず交番などに届けましょう…!

5.「波斯猫」

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最後に取り上げるのは「波斯猫」です。

「猫」は見たことがあるけれど、「波斯」っていったいなんのこと…?と、困惑されている方もいらっしゃるかもしれません。実はとある国の昔の名前なんですよ。「ぺ」から始まりますが、いかがでしょう…?

 

気になる読み方は「ペルシアネコ」でした!

「ペルシア」は「イラン」の旧国名です。「ペルシアネコ」はペットとしても人気が高いため、実際に飼育されている方もいらっしゃると思います。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

まとめ

いかがでしたか?

「猫」のことは好きだけれど、今回の難読漢字は全然読めなかった…なんて方もいらっしゃるかもしれませんね。どれも、一筋縄では読めないものばかりでした…!