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「炷く」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.5.20
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今回ご紹介する難読漢字は、簡単に読めそうに見えるかもしれません。

それが、こちらの「炷く」です。でも、実は意外な読み方をするんですよ。

さて、いったいなんと読むのでしょうか?

「炷く」の読み方!

左が「火」で右が「主」であることに着目し、「しゅく」や「ひく」と読んでしまった方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、残念ながら不正解。「ひく」は少しだけ惜しくて、今回の読み仮名は2文字となっています。

お困りの方のために、ここでヒント!

この言葉にはさまざまな別表記があります。「薫く」「焼く」「焚く」…そして「炊く」ときたら?

もうわかりましたよね。

そう、正解は「たく」「やく」でした!

「炷く」について

先ほど挙げた別表記の中でも、特に「炊く」は読めた方が多いはず。「炊き立て(たきたて)」のごはんはとてもおいしいですよね。

しかし、実は「たく」にはさまざまな意味があるんです。この機会に、辞書で確認してみましょう。

〘他カ五(四)〙
① 火を燃やす。
② 火で燃やす。火にくべて燃やす。くべる。
③ (香などを)くゆらせる。けぶらせる。
④ 火を通して食べられるようにする。煮る。かしぐ。また、湯などをわかす。
⑤ 他人をあおり立てて物ごとを行なう。けしかける。扇動する。たきつける。
⑥ 写真撮影で、ストロボを発光させる。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

今回確認した辞書だけでも、実に6つの意味がありました。たしかに、写真撮影をする際に「フラッシュをたく」なんて言いますよね。

①と②は一見同じように見えますが、「火」そのものを燃やすのか、「火」を使って燃やすのかという違いがあります。混同しないように、しっかり整理しておきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「炷く」は「たく」と読みます。

こちらのほかにも、さまざまな別表記を持っている難読漢字・言葉はたくさんありますよ。興味を持たれた方は、ぜひ調べてみてくださいね!