「馬克」はなんと読む？読めたらスゴい難読漢字、正解は？

今回ご紹介する難読漢字は「馬克」です。

近年「競馬（けいば）」はさらに注目を集めていますが、残念ながら全く関係のない言葉になります。

さて、いったいなんと読むのでしょうか？

1文字目も2文字目も、それぞれの漢字は比較的簡単に読むことができますよね。

しかし、組み合わさることで、とたんに難易度が上がってしまうんです…！

読み仮名は3文字で、かつて使用されていたお金の単位になります。しかし、日本のものではありません。

「マ○○」と読みますが、いかがでしょう…？

それでは、正解を発表します。

正解は「マルク」でした！

日本の通貨単位は「円（えん）」のため、名前の印象はかなり違いますよね。

はたして、どの国で使われていたお金の単位なのでしょうか？また、なぜ現在では使われていないのか…。

気になる詳細を、辞書で確認してみましょう。

ドイツの旧通貨単位。1マルクは100ペニヒに相当した。2002年1月（銀行間取引は1999年1月）、EU（欧州連合）の単一通貨ユーロ導入以降は廃止。
[補説]「馬克」とも書く。

出典：『デジタル大辞泉』小学館

なるほど！ユーロが導入されたため、現在では使われなくなったんですね。ちなみに、「円」の記号は「￥」ですが、ユーロは「€」になります。

なお、「馬克」は「1871年のドイツ帝国成立後に金本位制に立脚して設定」されたのだそう（出典：『百科事典マイペディア』平凡社）。実に100年以上もの間、ドイツで使用されていたんですね。

いかがでしたか？

「馬克」は「マルク」と読みます。

ほかにも、お金に関する難読漢字はたくさんありますよ。興味を持たれた方は、ぜひ調べてみてくださいね。