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インドの列車で少年にイヤホンを片方取られる→その後の行動に思わず笑顔!《仰天の海外旅エピソード》

  • 2023.2.9
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画像:Pavel Laputskov /Shutterstock

こんにちは。旅が大好きなライターのけんちょです。

これまでに訪れた国は世界25カ国、日本国内は全47都道府県。今回はそんな旅好きの筆者が遭遇した海外の非日常体験の1つ、インドの長距離列車でのカオスすぎるエピソードについて、ご紹介したいと思います。

インドの人たちも日常的に利用する長距離列車

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画像:hyotographics /Shutterstock

南アジアに位置するインドの国土は、約328.7万k㎡もの面積があり、これは日本の国土の約9倍にもなる広さです。

そんな広大なインド国内の主要交通手段の1つが、長距離列車。主要都市間の移動には、10時間以上かかるなんてこともザラですが、それでも列車は多くのインド人で溢れかえるほど、彼ら・彼女らにとってポピュラーな移動手段なのです。

そんなインドの長距離列車ですが、とにかく日本では考えられないほど、カオスな世界なのです。実際に筆者がインド旅で遭遇した非日常体験をご紹介してまいります。

全くといっていいほど時間通りに列車が来ない

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画像:Joe Ravi /Shutterstock

筆者はインド旅の中で3度、長距離列車を利用しましたが、1度たりとも定刻通りに列車が来たことはありませんでした。しかも遅延する時間は5分や10分ではありません。

基本的に数十分、数時間と列車は遅延し、実際に筆者が利用した3回の列車の中で最も遅延した電車では、およそ3時間遅れて乗車駅に到着し、目的の駅に到着する頃には、到着予定時刻より8時間も遅延していたのです。

しかも、あたりを見渡す限り遅延していることに文句を言っている人はおらず、これがこの国の日常なのだろうと感じるとともに、定刻通りに到着する精度の高い日本の交通網のすごさを改めて感じた出来事でした。

列車の到着を教えてくれる人がホームにいる

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筆者撮影

前述した列車遅延に関して、時間に余裕のある旅をしていた筆者にとって、遅延そのものは大きな問題ではありませんでした。

一方で慣れない異国の地で、列車到着のアナウンスは英語であることなどから、いつ電車が来るかも分からず、乗りそびれることだけは避けたいと、気を張っていなければならないことはストレスでした。

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こうした状況の中、周りにいる方々に、乗車予定の列車の状況を聞いて回っていると、それを見ていた人から「どの列車に乗る予定なの?到着したら教えてあげるよ。◯ルピーね!」と声をかけられることが何度かありました。

基本的に列車は遅延するものであるインドならではなのか、その商売魂には思わず笑ってしまいました。

急にイヤホンの片耳を取られて、一緒に音楽を聴いた

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画像:Shyamalamuralinath /Shutterstock

これは列車の中へ乗り込んだ後の出来事です。

十数時間にも及ぶ列車の中での時間を快適に過ごすべく、あらかじめダウンロードしておいた音楽を聴いていると、隣に座った少年に不意にイヤホンの片耳を抜き取られ、おもむろに筆者の端末から流れている音楽を一緒に聴き始めたのです。

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恐る恐る少年の表情を伺ってみると、全くの無表情。

どういう感情か分からず、しばらく様子を見てみると、日本語がさっぱり分からなかったのか、1曲が終わったあたりで何事もなかったかのようにイヤホンの片耳が自分の元へと戻ってきました。

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感想を聞いてみると、少年からは「nice」との反応が。

想定していなかった出来事に戸惑いつつも、海外ならではの自由さに微笑ましさや非日常を感じる体験でした。少年も海外から訪れた人がどんな音楽を聴いているのか、興味津々だったのかもしれませんね!

インドの長距離列車にはカオスな魅力がいっぱい

今回はあくまで筆者が遭遇したインドの長距離列車での出来事をご紹介いたしましたが、インドにはとにかくカオスな出来事がたくさん!

この体験は、恐らくインドの列車で起きる出来事のほんの一部であり、こうした非日常も海外旅行ならではの楽しさですよね。

 

※記事内の情報は筆者購入時および記事執筆時点の情報です。
※参照文献:「インド基礎データ」外務省、「日本の領土データ」外務省



ライター:けんちょ(Instagram / Webサイト
会社員/フォトグラファー。学生時代に友人に誘われたことがきっかけで、初海外でアメリカ横断へ。 これまでに見たことのない景色や、全く違う文化や価値観に衝撃を受け、気がつけば旅にどハマり。訪問国数25カ国ほど。訪れた魅力的なスポットはInstagramで発信中。 現在は都内IT企業に勤務しつつ、毎週のように大好きなサウナに訪れ、お財布と海外旅行欲を充電しています。

イラスト:vaguely(Instagram / HP)/ 編集:TRILLニュース