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「コスパ最高!」“高速バス”を賢く利用するために、注意すべきポイントとは?《旅好きライターが解説》

  • 2023.1.28
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画像:Den Rozhnovsky/Shutterstock

こんにちは。旅好きライターのけんちょです。

何かとお金のかかる旅行中、高速バスは交通費を節約できるとても便利な移動手段です。かくいう大阪出身・東京在住の旅好きの筆者も、実は帰省の度にコスパのいい夜行バスを頻繁に利用する高速バスのヘビーユーザーだったりします。

高速バス・夜行バスを賢く使うためには予約時に注意すべき点があります。そんな予約するときに気をつけるべきポイントを詳しく解説していきたいと思います。

圧倒的コスパ!交通費を節約するなら高速バスで決まり!

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画像:Milos Muller/Shutterstock

まずはじめに、高速バスや夜行バスのコスパの高さについてご紹介します!

今回は実際に筆者が頻繁に行き来する東京・大阪(新幹線は新大阪駅)間を例にあげてみたいと思います。

この区間の一般的な移動手段である新幹線は、指定席が14,720円(※1)、自由席が13,870円(※2)となります。

一方で高速バスの場合、日程によって価格が変動する仕組みですが、平日であれば最安2,000円程度から、金土祝日であっても最安4,000円程度からと、新幹線と比べて約15〜30%と、驚きの低価格で東京・大阪間を移動することができます。

気になる所要時間は、東海道・山陽新幹線 のぞみ号を利用すると約2時間30分。一方で高速バスの場合、約8時間程度と、新幹線と比べると約3倍近い時間がかかりますが、夜行便の場合、夜通しの運行となるため、寝ているうちに目的地に到着するのも、バス移動ならではのメリットなのです。

そんなお得な高速バスを予約する際にチェックすべきポイントについて、ご紹介していきます。

 

※1・2 JR西日本 東海道・山陽新幹線 のぞみ号を通常期で利用した場合の目安金額となります。利用車両や利用期間によって変動する場合があります。詳しくはHPをご確認ください。

昼行便か、夜行便か

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画像:Vipavlenkoff/Shutterstock

高速バスには出発時間に応じて、昼行便と夜行便の2種類が存在します。

昼行便は、日中に移動するバスのことで、例えば東京・大阪間の場合、10:00東京発→18:00大阪着のような便を指します。

昼行便は新幹線よりも価格が安く、夜行便と比べると割高なのが特徴です。

そのため、夜行バスは快適な睡眠が取れないからできるだけ避けたいけれど、交通費は抑えたいという方にぴったりの移動手段です。新幹線と比べると所要時間が長く、日中の移動となるため、本や映画など、移動中の楽しめそうなものを準備しておくことをおすすめします。

一方で夜行便は、いわゆる夜行バスのことで、具体的には22:00東京発→翌朝6:00大阪着のような便を指します。価格が安く、寝ている間に目的地に到着する点が魅力的ですが、一方でどうしても睡眠の質が低くなってしまうのがデメリットです。

夜行便を選択する場合、翌日の行動も含め、体力面と相談しておくこともポイントの1つです。

シートのタイプを確認すべし!

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画像:shigemi okano/Shutterstock

高速バスの種類によって、シートの種類が異なるのはご存知ですか?一般的な高速バスでは、シートの種類は3列シートと4列シートの2つに分けられます。

一般的な3列シートのバスは、それぞれの座席が通路を隔てて独立しているため、比較的ゆったりと座れるのが特徴的です。一方で4列シートの場合、2つの座席が横並びとなっているため、1人あたりのスペースが狭く、その分3列シートのバスと比べると割安で乗車することができます。

友人同士など、知人と一緒に乗車する場合には4列シートで全く問題ありませんが、1人でバスに乗車する際など、周りに知らない人が座るのが気になるという方は3列シートがおすすめです。

また、4列シートのバスの中には、通常タイプのものと足元がゆったりタイプのバスがあるため、少しでも快適に移動したいという方は、4列シートであっても足元ゆったりタイプのバスを予約するといいでしょう。

発着の停留所を確認すべし!

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画像:Sakarin Sawasdinaka/Shutterstock

特に夜行便のバスを利用する場合、バスの停留所もしっかりと確認しておくことをおすすめします。

例えば、東京の主な停留所には、新宿・池袋・東京などがありますが、翌朝の目的地へのアクセスがいい停留所に着く便を選んだほうがいいです。というのも、筆者の経験上、夜行便で早朝に目的地に到着した際に「眠い、疲れた、早くゆっくりしたい」という感情を抱くことがほとんどです。

にも関わらず、目的地までに何回も乗り換えがあったり、電車に乗る時間が長かったりすると、体力的にもかなりしんどいので、夜行便を利用する場合はできるだけ、翌朝の行動に合わせて停留所を確認することをおすすめします。

女性専用車も!

通常、ほとんどのバス会社では、一緒に予約した場合を除き、隣り合う席は男女が別となるように配慮されていますが、繁忙期や週末などにおいては100%そうであるとは限りません。

特に女性の場合、見知らぬ男性と隣り合う席で過ごすことに抵抗がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。そうした方のために、女性専用のバスも存在するので、特に夜行便を利用する場合には、女性専用車を予約するというのも1つの手ではないでしょうか。

コスパ最高の高速バスにチャレンジしてみては?

今回はコスパ最高の移動手段である高速バスについて解説しました。

高速バスは飛行機や新幹線と比べると移動には時間がかかってしまいますが、その分格安で移動ができたり、寝ている間に目的地に到着するので時間を有意義に使うことができたりと、メリットも多い移動手段です。

本記事の情報も参考に、ぜひ高速バスを利用した旅行や移動にもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

※記事内の情報は筆者購入時および記事執筆時点の情報です。



ライター:けんちょ(Instagram / Webサイト
会社員/フォトグラファー。学生時代に友人に誘われたことがきっかけで、初海外でアメリカ横断へ。 これまでに見たことのない景色や、全く違う文化や価値観に衝撃を受け、気がつけば旅にどハマり。訪問国数25カ国ほど。訪れた魅力的なスポットはInstagramで発信中。 現在は都内IT企業に勤務しつつ、毎週のように大好きなサウナに訪れ、お財布と海外旅行欲を充電しています。