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1つ1つは超簡単なのに…!意外すぎる読み方の難読漢字「山豆花」はなんと読む?

  • 2023.3.9
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今回ご紹介する難読漢字は「山豆花」です。1つ1つの漢字は小学校時代に習った簡単なものなので、普段使う読み方から、簡単に当てられそう…そうお考えかもしれません。

ただ、そんな方は正解を知るとびっくりしてしまうかもしれません。意外な読み方を、ぜひお考えください!

「山豆花」の読み方!

簡単に「やままめはな」「さんとうか」などと読みたくなるかもしれませんが、残念ながら不正解です。先述した通り、この言葉はびっくりしてしまうような意外な読み方となっています。

それでは、ここでヒント!

こちらは、とある植物の名前となっています。なんでも「名は、ハギに比べて観賞価値がないからという」(出典:『日本大百科全書』/小学館)ところから来ているそうなんですよ。

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「いぬはぎ」でした!

「山豆花」について

「ハギに比べて観賞価値がないから」、そんな理由で「いぬはぎ」と名づけるなんて驚いてしまいますね!

ちなみに「いぬはぎ」は「山豆花」の他に「犬萩」と書くこともできます。こちらであれば簡単だったのに!と悔しがっている方も中にはいらっしゃるかもしれません。

それでは、気になる「山豆花」の詳細を辞書で確認してみましょう。

いぬ‐はぎ【犬萩・山豆花】〘名〙 マメ科の多年草。本州以南の原野や近海の砂地に生える。高さ六〇~一五〇センチメートルで茎の基部は木質。葉は楕円形の三枚の小葉からなり、表には褐色の微毛が密生し、裏は白色を帯びる。夏、白い蝶形の花が総状に集まって咲く。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

その名前に含まれる「豆」からもわかるかもしれませんが、こちらは「マメ科」に属する植物となっています。

「表には褐色の微毛が密生し」とありますが、実は同じ「マメ科」に属する似た名前の植物がありますよ。

それは「猫萩(ねこはぎ)」です。この植物は「イヌハギと比べ、毛が多い」という理由で名付けられたんだそう。

特定の植物との毛量の差から、名前がつけられることがあるなんて、びっくりしてしまいますね!

まとめ

いかがでしたか?

「山豆花」は「いぬはぎ」と読みます。

今後も意外な難読漢字を、たくさんご紹介させていただきますね!