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「蜑貝」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.4.22
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今回ご紹介する難読漢字は「蜑貝」です。

含まれている漢字から、おそらく「貝」の名前だろうと見当をつけていらっしゃるかもしれません。読み方と併せて、その正体についてもお考えください!

「蜑貝」の読み方!

おそらく多くの方が「蜑」をどう読むかお考えの最中かと思います。

この漢字が「延」と「虫」が組み合わさっているように見えることから「えんがい」「むしがい」と読みたくなるかもしれませんが、残念ながら不正解です。

お困りの方のために、ここで大ヒント!

この言葉には「甘貝」という別表記があるんですよ。

もうお分かりですね。

そう、正解は「あまがい」でした!

「蜑貝」について

「蜑」は「あま」と読むことができる漢字なんです。その読み方そのままに「海または湖で魚類、貝類、海藻などを取るのを業とする人」(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)を表す「海人(あま)」を「蜑」と表記することもできますよ。

それでは、気になる「蜑貝」の詳細を辞書で確認してみましょう。

あま‐がい ‥がひ【甘貝・蜑貝】
〘名〙
① アマオブネガイ科の巻き貝。本州中部以南の潮間帯の岩礁や転石帯にすむ。殻径が約二センチメートルで半球状。螺塔(らとう)は低く、表面には螺肋(らろく)がない。黒色に三角形の黄白斑が散在する。殻は貝細工に用いることもある。
② アワビの貝殻。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

①は、引用文からかなり小さい「貝」であることがわかるかと思います。

ただ、それだけではなく、みなさんもお馴染みのあの高級食材「鮑(あわび)」の「貝殻」のことも「あまがい」と呼ぶそう。本体ではなく、その「貝殻」に別の「貝」と同じ名前が付いているなんて、驚いてしまいますね!

まとめ

いかがでしたか?

「蜑貝」は「あまがい」と読みます。

ぜひご家族やご友人に「蜑貝」を教えてあげてくださいね!