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初見で読めたらスゴい……。「憑み」はなんと読む?《難読漢字クイズ》

  • 2023.2.23
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「憑」は「憑依(ひょうい)」という言葉のように「ひょう」と読むことが多いのではないでしょうか。

ただ、それ以外の読み方となると、なかなか思い浮かばない方も多いはず。今回ご紹介する「憑み」も、ちょっと難しいかもしれません。

それでは、気になる読み方をぜひ当ててみてください!

「憑み」の読み方!

そのまま「ひょうみ」と読んでみたくなるかもしれませんが、残念ながら不正解です。

また、この漢字には「つく」という訓読みも存在しますが、かといって「つみ」と読むわけでもありませんよ。

それでは、ここでヒント!

実は「憑み」は、みなさんもよく知っている言葉なんです。例えばみなさんがなにかにお困りの際に、ご家族やご友人を「憑みにする」場合もあるかもしれませんよ。

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

 

正解は「たのみ」でした!

「憑み」について

そもそも「憑」には「霊がのり移る。つく」だけではなく「よりかかる。頼みにする。よりどころ」という意味が含まれているんです。こちらをご存知の方であれば、簡単な問題だったかもしれませんね。

また、「たのみ」は「憑み」の他に「頼み」「恃み」と表記することもできます。特に後者はご存知ない方も多いかもしれません。

なお、意味は下記の通りとなっています。

たのみ【頼み/×恃み/×憑み】
1 たのむこと。依頼すること。また、その内容。願い。
2 たよりにすること。あてにすること。
3結納。
出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

1と2に関しては、すでにご存知の方も多いかと思います。ヒントのように、みなさんも一度は使ったことがある言葉ではないでしょうか。

ただ、3に関しては引用を見て驚いた方もいらっしゃるかもしれません。なんと「結納(ゆいのう)」のことでもあるんだそう。

まさか「憑み」が同じ意味とは、あまり知られていないかもしれませんね。

参考文献:小学館『デジタル大辞泉』