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”えんきたね”とは読みません!読めたらスゴい【難読漢字】「延喜種」、正解は?

  • 2023.8.16
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今回ご紹介する難読漢字は「延喜種」です。

一見しただけでは、どんな言葉か予想がつかないかもしれません。読み方と併せて、どんな意味かもお考えください!

「延喜種」の読み方!

簡単に「えんきたね」と読みたくなるかもしれませんが、残念ながら不正解です。ただ、「そうなると、もうなんと読むか見当もつかないよ…」とお思いかもしれませんね。

それでは、ここでヒント!

実は、この言葉には「久木草」という別表記があります。こちらを見れば、もうお分かりですよね。

そう、正解は「ひさきぐさ」でした!

「延喜種」について

「久木草」という別表記がないと読めなかった…そうお思いの方もいらっしゃるかと思います。

ただ、「〇〇きぐさ」までは「延喜種」からたどり着けたかもしれません。実は、もともと「種」は「くさ」と読むことができるんです。この機会に覚えておいてくださいね!

なお、「延喜種」の意味は下記の通りとなっています。

ひさき‐ぐさ【久木草・延喜種】〘名〙 植物「まつ(松)」の異名。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

そう、「延喜種」はみなさんもお馴染みの「松」のことだったんです。字面からは想像もつかない植物の登場に、驚いた方も多いのではないでしょうか。

ちなみに「松」には「延喜種」の他にも数多くの異名があります。例えば「十八公(じゅうはっこう)」に「翁草(おきなぐさ)」「千代見草(ちよみぐさ)」(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)などが挙げられますよ。この他にもありますので、興味のある方はぜひ調べてみてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「延喜種」は「ひさきぐさ」と読みます。

身近な植物にも「延喜種」のように、意外な異名がある可能性がありますよ。今後もご紹介させていただきますね!