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「浮水葱」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.7.24
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「葱」はこの季節によく食べる「鍋」の具材や薬味として重宝する食材かと思います。ほかにもさまざまな料理に使われるため、食べる機会はかなり多いのではないでしょうか。

さて、今回はそんな「葱」が含まれる難読漢字「浮水葱」をご紹介します。

「浮水葱」の読み方!

簡単に「うきみずねぎ」などと読んでも不正解です。ただ、そこまで見当はずれというわけでもありません。「浮水葱」は「うき〇〇」と読むんですよ。

しかし、いきなり「水葱」を2文字で読むことは難しいかもしれません。そこで、ヒントをお伝えします。

先ほど「浮水葱」は「うき〇〇」と読むとお伝えしましたが、「水葱」だけでも「〇〇」と、同じように読むことができます。その場合「菜葱」と表記することができるんですよ。

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「うきなぎ」でした!

「浮水葱」について

「葱」は「分葱(わけぎ)」や「冬葱(ふゆぎ)」といった言葉のように「ぎ」と読むことができます。この機会に覚えておいてくださいね!

それでは、意味の確認に移りましょう。「浮水葱」は実は「水葵(みずあおい)」という植物の異名となっております(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)。いったいどんな植物なのか、辞書を確認してみましょう。

みず‐あおい〔みづあふひ〕【水×葵/雨=久=花】ミズアオイ科の一年草。水田・沼などに自生し、高さ約30センチ。葉は心臓形で柄が長い。9、10月ごろ、紫青色の花を総状につけ、花びらは六つに裂けている。古くは葉を食用にし、栽培もされた。なぎ。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

引用を見ると「水葵」は「ミズアオイ科の一年草」とありますよね。一方「葱」は「ユリ科」に属しています(出典:『日本大百科全書』小学館)。そう、実は「水葵」と「葱」は全く違う植物なんです。

引用を見ると、その違いがより分かるかと思います。「葱」は多くが畑で育てられますが、「水葵」は水田・沼に自生するそう。異名に「葱」が含まれてはいますが、全く違う植物なので、混同しないようお気をつけてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「浮水葱」は「うきなぎ」と読みます。

ぜひご家族やご友人に「浮水葱」を教えてあげてくださいね!