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「客人烏」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.7.22
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今回ご紹介する難読漢字は「客人烏」です。

「客人」の「烏」…?と、一目見て不思議に思われている方もいらっしゃるかもしれません。読み方と併せて、その意味についてもお考えください!

「客人烏」の読み方!

簡単に「きゃくじんからす」と読みたくなるかもしれませんが、残念ながら不正解です。

実は、この問題の鍵は「客人」にあります。「烏」は「がらす」と読みますので「客人」に集中してお考えください!

ただ、手掛かりなしでは解けないと、お困りの方もいらっしゃるかもしれませんね。

それでは、ここでヒント!

「客人烏」の読み仮名は「〇〇〇〇がらす」となっております。空欄には「まれびと」つまり「稀(まれ)に来る人」を意味する言葉が入りますよ(出典:『日本大百科全書』(小学館))

それでは、正解を発表します。

正解は「まろうどがらす」でした!

「客人烏」について

「客人烏」と書いて「まろうどがらす」と読むなんて、びっくりしてしまった方もいらっしゃるかもしれません。

ちなみに、実は「客」1文字でも「まろうど」と読むことができます。こちらも併せて覚えておいてくださいね!

なお、「客人烏」の詳細は下記の通りとなっております。

まろうど‐がらす まらうど‥【客人烏】〘名〙
① 「かささぎ(鵲)」の異名。
② 鳴いて来客を告げる烏。
③ 人の死を予知して鳴く烏。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

合計して3つの意味がありました。ただ、その中でも①に関しては「烏(からす)」ではない別の鳥「鵲(かささぎ)」の異名とのことです。

こちらは「烏」と同じ「カラス科」に属しますが、体色や鳴き声に違いがあります。中でも鳴き声は特徴的で、なんと「カチカチ」と鳴いているように聞こえるそうなんです(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館))。「烏」の鳴き声とは全く違いますよね。

ちなみに、この特徴的な鳴き声から「カチガラス」とも呼ばれるそうですよ(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館))。

まとめ

いかがでしたか?

「客人烏」は「まろうどがらす」と読みます。

鳥に関する難読漢字はまだまだたくさんあるんです。今後もご紹介させていただきますね!