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あ、わからないかも。読めたらスゴい【難読漢字】「知更雀」はなんと読む?

  • 2023.7.19
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今回ご紹介する難読漢字は「知更雀」です。

「雀」が含まれているところから察している方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらはとある鳥を表す言葉となっています。

読み方と併せて、どんな鳥かもお考えください!

「知更雀」の読み方!

簡単に「ちさらすずめ」「ちこうすずめ」と読みたくなるかもしれませんが、残念ながら不正解です。

ただ、これらのうち「ちこうすずめ」はかなり惜しいんです。読み仮名は「ちこう〇〇〇」となっています。

そう、今回の問題の鍵は「雀」です。こちらをどう読めばいいのかお考えください!

ただ、手掛かりなしでは難しいかもしれませんので、ヒントをお伝えします。

その大きく美しい羽根が特徴的な鳥に「孔雀」がいます。こちらと「知更雀」の「雀」は同じように読むんですよ。

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「ちこうじゃく」でした!

「知更雀」について

「雀」は「すずめ」の他に「じゃく」と読みます。他に「燕雀(えんじゃく)」や「雀頭(じゃくとう)」といった言葉にも使われているんですよ。

さて、「知更雀」とは「駒鳥(こまどり)」という鳥の異名なんだそう(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)。ただ、その詳細についてはあまりご存知ないかもしれません。この機会に、辞書で確認してみましょう。

こま‐どり【駒鳥】ヒタキ科ノゴマ属の鳥。全長14センチくらい。上面は赤褐色、腹部は白っぽい。ヒンカラカラカラとさえずる声が馬のいななきに似る。日本では夏鳥として渡来、山地の森で繁殖し、冬、中国南部に渡る。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

引用文の中でも目を引くのが、鳴き声についてではないでしょうか。なんと「ヒンカラカラカラ」と鳴くそう。「馬のいななきに似る」ともあり、ぜひ一度聴き比べてみたいものですね!

ちなみに異名に「雀」が含まれていますが、「雀」は「ハタオリドリ科」に属するそう(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)。「ヒタキ科」の「駒鳥」とは違う種類の鳥なんですよ。

まとめ

いかがでしたか?

「知更雀」は「ちこうじゃく」と読みます。

この他にも、鳥に関する難読漢字はまだまだたくさんあるんです。興味のある方は、ぜひ調べてみてくださいね!