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「めっちゃ会いたくなってきた…!」友達に連絡したくなる“名作映画”3選

  • 2023.5.23
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画像:Dmitry Molchanov/Shutterstock

こんにちは!

1年間の映画鑑賞本数が400本を超えたことがある映画マニアのライター、休みの国です。映画をはじめとするエンタメ作品が大好物の私が、おすすめ作品をご案内します。

突然ですが、皆さんにはこんな経験はありませんか。久しぶりの友人と再会したとき、時間が一瞬で巻き戻って、仲良しだった当時と変わらずに笑い合える。

心が通い合う友人は、人生の中でかけがえのない大切な宝物です。

そんな、いつまでも変わらない友情をテーマにした、おすすめの3作品をご紹介します!観たら思わず「久しぶり会いたいな」と呟いてしまうこと間違いなしの名作ですよ。

サニー 永遠の仲間たち(2011年・韓国)

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画像:Amazon.co.jp
あらすじ:平凡だけれど幸せに暮らす主婦のナミは、母親が入院する病院で高校時代の友人チュナと再開する。末期ガンで余命2か月を宣告されているチュナは、当時の仲良しグループ「サニー」のメンバーにもう一度会いたいと打ち明ける。その願いを叶えるために、ナミは離ればなれになったメンバーを探し始める。その過程で、青春時代のかけがえのない記憶がよみがえってくる…。Prime Videoなどの動画サービスにて配信中

現在と、主人公たちが高校生だった80年代後半、2つの時代で物語が進行します。

久しぶりに会ったかつての親友たちは、それぞれ問題を抱えていて、いずれも“幸せ”というにはほど遠い状況です。そんな彼女たちが再会を通じて、失った青春時代の輝きを再び思い出すという、ベタではありますが、感動的なストーリーです。

主人公たちが文化祭で踊るはずだったダンスを、チュナのために25年ごしに踊るラストシーンは最高にエモーショナル。しかも、畳みかけるようにエンドロールで流れる「タイム・アフター・タイム」(タック&パティによるジャズカバー)に涙腺が…。

くれなずめ(2021年・日本)

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©2020「くれなずめ」製作委員会
あらすじ:高校時代に帰宅部仲間だった吉尾、欽一、明石、ソース、大成、ネジの6人が、友人の結婚式で5年ぶりに再会する。余興として、かつて文化祭で一緒に踊った思い出のふんどしダンスを披露するが、目も当てられないほど大スベリする。二次会までの時間を持て余す6人は、ともに過ごした時間をつらつらと振り返るが…。『くれなずめ』 Blu-ray&DVD好評発売中 6,600円(税込) 発売元:株式会社ハピネットファントム・スタジオ 販売元:株式会社ハピネット・メディアマーケティング

主人公たちは、高校時代の日陰ものグループ。いい大人になった現在も、高校生男子に特有の「イタい悪のり」をやめられずにいる6人組です。終始、観ているこちらが赤面してしまうような、グダグダなシーンが続くのですが、実は本作ではここに大きなトリックが仕掛けられています。

中盤である重大な事実が明らかになってからは印象が反転し、実はそんな他愛のない瞬間こそが、何よりもかけがえのない宝物なのだというメッセージに心を打たれます。

成田凌、高良健吾、浜野謙太など、芸達者な俳優たちのコメディ演技も最高な1作です!

旅するジーンズと16歳の夏(2005年・アメリカ)

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© 2005 Dungaree Productions, LLC. ©2006 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
あらすじ:メリーランド州のベセスダ。生まれたときから一緒に成長してきた幼馴染のカルメン、レーナ、ティビー、ブリジット。16歳の夏休みを迎えた4人は、初めて離ればなれで過ごすことになる。離れていても変わらない友情の証として、ある日古着屋さんで見つけたジーンズを1週間ずつ皆で着回すという約束を交わす…。『旅するジーンズと16歳の夏/トラベリング・パンツ』 DVD 1,572円(税込) 発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント 販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント

16歳という繊細な年代を生きる少女たちが、ひと夏の経験を通じて、課題と向き合い成長していく姿が描かれます。

身長も体型も違う4人全員に完璧にフィットする「魔法のジーンズ」が、彼女たちをつなぐ小道具として登場します。その魔法が連鎖するかのように、主人公たちそれぞれの身に小さな軌跡が起こるという筋立てです。

本作が公開された3年後の2008年には、同じキャストが再び集結して、主人公たちのその後を描いた続編の『旅するジーンズと19歳の旅立ち』も製作されました。噂によると、さらなる続編も企画されているらしく、期待大です!



著者:休みの国(やすみのくに)
フリーライター。日本大学芸術学部映画学科に在籍していた当時、1年間に400本超の映画を鑑賞していた映画マニア。編集プロダクション勤務を経てフリー転向。Webおよび紙媒体にてカルチャー全般に関する記事の執筆を担当する。特に得意とするジャンルは映画、マンガ、アートなど。蒐集した映画DVDとマンガ単行本に埋もれる日々を過ごす。

※記事内の画像はイメージを含みます