「世界で25人しかいない…！」スペシャリストに聞いた、【レゴ(R)ブロック】の楽しみ方とは

2022.12.15

300万個を超えるレゴ(R)ブロックに囲まれ、レゴ製品の世界観にどっぷりと浸れる屋内の遊び場「レゴランド(R) ・ディスカバリー・センター」。

今年は3年ぶりに、クリスマスイベントが開催されます。12月25日（日）までの期間限定で、クリスマスを存分に感じられるコンテンツがたくさん！

今回は世界で25人しかいないというレゴブロックのスペシャリスト、マスター・モデル・ビルダーのけんちゃん（佐藤慧介さん）に、お家でレゴブロックを遊び尽くす遊び方やレゴブロックの魅力を教えていただきました。

屋内で遊べるレゴランド

「レゴランド(R)・ディスカバリー・センター」は東京と大阪の2カ所にある屋内の遊び場。

プラスチックから、どうやってレゴブロックになるかを知ることができる工場見学をはじめ、スペシャルな作品が作れるレゴ教室や、東京の街をレゴで再現したミニランドなど。レゴブロックの楽しさを、見て感じて体験できるアトラクションでいっぱいの施設になっています。

そのレゴ教室である「クリエイティブワークショップ」で、レゴブロックの楽しさや魅力を、お子さんをはじめとするゲストの方たちに伝えてくれているのが、マスター・モデル・ビルダーというレゴブロックのスペシャリスト。世界で25人だけしかいないって、すごいですよね！

マスター・モデル・ビルダーってどんな人？

レゴランド(R)・ディスカバリー・センター内のワークショップの内容を考え、レゴブロックの知識をお子さんやレゴランドに遊びに来たゲストたちに知ってもらうのが、主なお仕事だという、けんちゃん。

マスター・モデル・ビルダーに挑戦するきっかけとなったのは、ある苦悩からでした。

「もともとは銀行員として働いていました。資格の勉強をしたり、顧客へ資産運用をアドバイスしたり…。忙しく働いている中で、自分が心から好きと感じていない仕事を、これから先も続けていていいのだろうかと悩んだんです。そんな時に、小さい頃から繰り返し楽しんでいたレゴの存在が思い浮かんで、レゴで自分なりに起業できないかと思ったのがきっかけです。」

マスター・モデル・ビルダーとしてのやりがいを伺ってみると、

「好きなことで喜んでもらえること！全然違う仕事で疑問を抱きながらやっていた自分から卒業して、今は胸を張ってレゴの魅力や良さをおすすめできることです。」と笑顔で答えてくださいました。

スペシャリストのレゴブロックの楽しみ方は…

ワークショップや舞台装飾など、現場での作品作りに活かすためにも、日々レゴブロックと向き合っているけんちゃん。大きい作品だと、120cmを超えるものも制作したことがあるそう。

家ではなかなかレゴブロックの量がそろいにくいので、マスター・モデル・ビルダーだからこそできる作品作りだと話してくれました。

こちらは全てけんちゃんが制作されたもの。武器系は5〜10時間くらいでできるとか。設計図や下絵などは書かずに、手を動かしながら自分の感覚を頼りに作るそうです。

これは趣味としてレゴブロックを楽しむ私たちには、なかなかできないスペシャルな楽しみ方ですよね。

「組み換え」がキーワード！

お家でレゴブロックを遊び尽くすための遊び方のポイントを教えていただきました。

キーになるのは「組み替え」。ひとつの作品だけを説明書に沿って作って楽しむだけでなく、同じパーツをバラバラにして、また一から違うものを作り出す。無限に楽しむ方法があるのが、レゴブロックの最大の楽しみだと語ってくれました。

実際に1枚目のドラゴンのブロックを組み替えて作ったのが、こちらの剣。この剣以外にも、組み立てる方のアイデア次第で、何通りもの作品を生み出せるんだとか。

「レゴランド(R)・ディスカバリー・センター」にはイマジネーションを刺激してくれるようなアトラクションやイベントが盛りだくさん！レゴブロックを使ってファンタジーの世界に没入することができるレゴランドの魅力を、みなさんも機会があれば、ぜひ訪れて体験してみてくださいね。

今回取材したのは…

取材した方：佐藤慧介さん
レゴランド(R)・ディスカバリー・センター東京
3代目マスター・モデル・ビルダー

※記事内の情報は取材時および記事執筆時点の情報です。

筆者：北山礼奈／ライター
女性系メディアやプラットフォームを中心に活躍するフリーライター。女性ならではの切り口でジャンル問わず様々なコンテンツを編集および執筆している。趣味はSNSでの美容情報収集、スタバ通い、韓国ドラマ鑑賞。
撮影：fort 編集：TRILLニュース