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ニットやアウターの“自宅ケア“、ちゃんとできてる? 誰でもできる【キレイに保つためのコツ】

  • 2023.1.24
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洗濯って洗濯機にいれたら完了だと思っていませんか?

それだけでももちろんキレイにできますが、ちょっとした工程を大切にするだけで、よりキレイに保つことができるんです。

なんとなく扱い方があるのは知っているけど、曖昧になりがちな洗濯に関するアレコレ。今回はリネットお洗濯アドバイザーの関澤さんに、「自宅でケアする方法について」教えていただきました。

特にニットやアウターなど、なかなか気軽に洗いにくいアイテムにフォーカスしたので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

自宅ケアのコツ、教えます!

今の時期、ダウンやウールコート・ニットなど、出番が多いですよね。

正直なところ、クリーニングに出すのが手っ取り早いですが、物価の高騰などで、できるだけ自宅でケアができると嬉しいところ。

ーー今の季節はたくさん着回すニットですが、着ているうちに自然とできてしまう毛玉をできにくくする方法や、毛玉ができてしまった後のニットのケア方法を教えてください。

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「着用後に衣類用ブラシを生地全体にかけるとニットの毛並みがそろい、毛玉ができにくくなりますすよ。

毛玉ができてしまった場合は、放っておくと取りにくくなるので、毛玉を見つけた時点で、生地を傷めないように毛玉取り機などで取りましょう。

シャギーヤーンやモヘヤのような毛足の長いニットの場合は、毛玉取り機を使うと、もともとの毛羽もカットしてしまう恐れがあるので、毛玉取りブラシがおすすめです。」(関澤さん)

ーーアウターの自宅でもできるケア方法も教えてください。

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「アウターもニット同様に、着用後に衣類用ブラシをかけ、ホコリを落としましょう。汚れがついてしまった時は、固く絞ったタオルで拭き、しっかり乾かすようにしてください。また厚めのハンガーを利用すると型崩れを防げます。

ダウンは、内部に空気が入ることで保温効果を発揮するので、時々風通しの良い場所で乾燥させ、ダウン内の湿気を逃してあげるといいですよ。」(関澤さん)

ーー最後に、ほとんどの衣類は自宅でもケアができると聞いたことがあるのですが、クリーニングに出した方がいい素材、出すべき素材はありますか?

「最近は自宅で洗えるタイプのアイテムも多く販売されていますが、ウールのコートやダウンはやはり、クリーニングに出したほうが型崩れも防げて、風合いもよく仕上がります。

また花粉やホコリなどは、手洗いやつけ置き洗いではどうしても除去できないので、ドライクリーニングに出すと効果的です。

ニットも同じく自宅で扱えるものが増えていますが、ドライクリーニングの方が縮みを防ぐことができますので、おすすめです。」(関澤さん)

今回取材したのは…

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関澤 磨衣子
繊維製品品質管理士|クリーニング師|消費生活コンサルタント

リネットお洗濯アドバイザーとして、アパレル業界に勤めていた経験を活かし、Amebaブログで『超めんどくさがりな私でもできる「頑張らない衣類ケア」』を紹介。
「リネット」は、注文から宅配手配までWebやアプリで24時間いつでも簡単に予約でき、自宅にいたままクリーニングに出せるサービス。忙しく働く共働きや単身世帯を中心に、日本全国でご利用されており、会員数は50万人を突破(2022年10月時点)。2019年度グッドデザイン賞受賞。

 



筆者:北山礼奈/ライター
女性系メディアやプラットフォームを中心に活躍するフリーライター。女性ならではの切り口でジャンル問わず様々なコンテンツを編集および執筆している。趣味はSNSでの美容情報収集、スタバ通い、韓国ドラマ鑑賞。
イラスト: vaguely(Instagram / HP
編集:TRILLニュース