こんにちは!
日々、新しいDIYアイデアを探し求めてインスタを徘徊している、DIYライターの柴野です。
突然ですが、みなさんの家にはつっぱり棒はありますか? また、どんな使い方をしていますか?
台所に設置して調理器具を掛けたり、のれんやカーテンを吊るしたり、押入れの中に設置してハンガー掛けにしたり…。改めて考えてみると、つっぱり棒の用途は案外限られていて、あまりバリエーションが多いとはいえませんね。
ですが…もっと何かあるはず。つっぱり棒のポテンシャルは、この程度ではないはず!
そこで、つっぱり棒をさらに便利に“賢く”使っていただくためのヒントになりそうな、つっぱり棒の活用アイデアをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください!
①カゴなど他のアイテムと組み合わせる
取付しやすい伸縮ポール(ホワイト)/DCM
税込195円
つっぱり棒を単体で使うのではなく、カゴなど別の商品と組み合わせることで、用途や設置場所が格段に広がります。
例えば、上の写真はトイレの天井付近につっぱり式の収納スペースを設置した例です。
2本のつっぱり棒を設置して、その間にカゴを取り付けてみました。カゴは落下防止のために、両側を結束バンドで固定してあります。同様に、落下しない工夫さえすれば、棒の間に板(プラスチック製のものなど)を載せて使用することもできそうです。
なお、つっぱり棒を使用するときには、「壁に対して垂直に設置されているか」「十分にバネの圧力がかかっているか」「耐荷重を超えて物を載せていないか」をお確かめください。
②補助アイテムを使用する
(左)つっぱり棒専用 回転ホルダー
(右)つっぱり棒壁面ガード ともに税込110円
もうひとつおすすめなのが、100円ショップやホームセンターで売られている、つっぱり棒専用アイテムを使用する方法です。
たくさんの商品が売られていますが、ここで紹介したいのは、通常では設置できない場所につっぱり棒を使用できるようにするためのアイテムです。
こちらは、つっぱり棒を保持するための専用ホルダーの使用例です。細クギで固定するタイプなので、板壁や石こうボードの壁に高い強度で設置できます。
同一の壁面にホルダーを取り付ければ、タオル掛けのように使うこともできますし、上の写真のように、部屋の角に斜めにつっぱり棒を渡すことも可能です。これは便利!
こちらは、つっぱり棒と壁の間に設置して強度を高めるための補助板です。上の写真は浴室の壁への設置例です。
プレートとジェルシートがセットになっていて、通常だとつっぱり棒の設置には向かないツルツルした面、例えば、タイルやステンレス製の壁などにも設置できるようになりますよ。
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著者:柴野 聰(しばの そう)
DIYライター。1978年生まれ。編集プロダクション勤務を経てフリー転向。多くのDIY実用書の制作に携わる。現在、築50年の木造戸建てをDIYでセルフリノベーションしながら生活する。