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読めそうで読めない…。難読漢字「陸稲」はなんと読む、意味も徹底分析!

  • 2023.9.5
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今回ご紹介する難読漢字は「陸稲」です。

「陸」にある「稲」と、当たり前のことをそのまま文字に起こしたようにも見えるかもしれません。読み方と併せて、いったいどんな言葉なのかも予想してみてください!

「陸稲」の読み方!

「水稲栽培(すいとうさいばい)」や「穫稲(かくとう)」といった言葉を知っている方は、「りくとう」と読んだかもしれません。実はこちらも正解なんです。

ただ、答えはもう1つあります。こちらは「りく」「いね」「とう」などを組み合わせるだけでは当てることはできませんよ。

それでは、ここでヒント!

「陸稲」の読み仮名は「〇〇ぼ」なんです。ただ、そのまま「りく」といれても不正解となっています。他に「陸」をどう読むのか、お考えください!

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「おかぼ」でした!

「陸稲」について

そう、実は「陸」は「おか」と読むこともできます(出典:『デジタル大辞泉』小学館)。この機会に併せて覚えておいてくださいね!

それでは、意味の確認に移りましょう。詳細は下記の通りとなっています。

おか‐ぼ〔をか‐〕【陸=稲】畑に栽培される稲。水稲に比べて収穫量が少なく、味も落ちる。りくとう。
りく‐とう〔‐タウ〕【陸稲】畑に栽培する稲。おかぼ。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

そう、「畑」で栽培される「稲」なんです。「稲」といえば、普通は「田んぼ」で栽培される事がほとんどですよね。「畑」で育てられる様子を見た事がある人は、ほとんどいらっしゃらないかもしれません。

ただ、これは日本での話なんです。実は世界では、「田んぼ」を造ることがそもそも困難な地域での栽培が増えているとのこと。そういった地域では「陸稲」の栽培は今後重要となる可能性が大きいそうですよ(出典:『百科事典マイペディア』平凡社)。

まとめ

いかがでしたか?

「陸稲」は「りくとう」「おかぼ」と読みます。

日本では少ないとはいえ「陸稲」の栽培もされています。もし見かけた際には「陸稲」という言葉を思い返してみてくださいね!